新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

市営バスの「39系統」(中山駅前~小机駅前~横浜駅西口)が3年ぶりに赤字を脱し、港北区内に関係する4路線で黒字を確保しています。横浜市交通局は市営バスの2019(令和元)年度における全135路線の路線別収支を今週(2020年)9月1日に公表しました。

港北区内の11路線における2019(令和元)年度の収支状況(横浜市交通局のサイトより)

昨年(2019年)4月から今年3月末までの「2019年度」の収入と支出を市内135の路線別に算出したもので、港北区内にバス停を置く11路線のうち、4路線が黒字となっています。

区内の黒字路線でもっとも経営状況が良かったのは、前年に続いて新横浜駅と鶴見駅西口を環状2号線などを経由して結ぶ「104系統」。黒字額は約8384万円(前年比約1333万円減)で、100円を稼ぐために必要な経費を示す「営業係数」は80.5(前年比2.1ポイント増)でした。

港北区総合庁舎前に停車する「13系統」の新横浜駅行。同路線は綱島駅の発着便が中心となっている

また、鶴見駅前から川崎町田線などを通り、綱島街道に合流する樽町交差点で、綱島駅行と新横浜駅行の2方向に分かれる「13系統」は、1日あたりの乗車人員が74人増え、利益も約118万円増加。営業係数は前年の86.2から84.1と収益率が上がりました

市営バスの全路線中では最多の乗車人員を誇り、多数の経路を持つ「41系統」は、1日あたりの乗車人員が151人増だったものの、前年と比べ収益を減らしています

小机町内の横浜上麻生道路を走る「39系統」

一方、2017(平成29)年度から赤字に転落していた「39系統」は黒字に転換しました。

この路線は、中山駅を出て鴨居駅などを通り、泉谷寺前からは横浜上麻生道路沿いに、小机駅前や鳥山、岸根、篠原池(岸根公園駅近く)など港北区内の城郷エリアを経て、六角橋や東神奈川駅西口に立ち寄りながら横浜駅西口まで、JR横浜線の沿線にある街を結んでいます。

2019年度は、1日あたりの乗車人員が140人増えるなど、収益は487万円(前年は119万円の赤字)となり、営業係数は前年の100.3から98.7の黒字路線に転換し、規模は小さいながらも利益を出す形となりました。

【関連記事】

<横浜市バスの収支>港北区内路線の赤字幅は縮小、3路線で黒字確保(2019年11月11日、前年の記事)

新横浜駅から大倉山・樽町へ“ローカルなバス路線”を交通局広報誌が特集(2019年12月11日、新横浜駅発着の「13系統」について)

【参考リンク】

横浜市交通局「バス路線別収支」