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港北区内路線の赤字幅は縮小されました。横浜市交通局は市営バス2018(平成30)年度における全133路線の路線別収支をこのほど(2019年11月)発表しました。

港北区内路線における2018(平成30)年度の収支

区内のバス停を発着または経由する11路線のうち、黒字となっていたのは鶴見駅を発着する3路線のみにとどまりましたが、100円を稼ぐために必要な経費を示した「営業係数」は9路線で改善が見られました。

区内の黒字路線トップは、新横浜駅と鶴見駅西口を主に環状2号線経由で結ぶ「104系統」で9717万円超の黒字額で、営業係数は「77.5」でした。

「104系統」や「41系統」などの鶴見駅を結ぶ路線は黒字を確保(新横浜駅)

また、綱島駅から樽町を経由して鶴見駅前を結ぶ「13系統」も7595万円の黒字で営業係数は「86.2」

新横浜や大倉山、菊名、新羽などの区内主要駅を経由して鶴見駅西口を結び、市営バスの全路線中で最大の乗車人員を誇る「41系統」は8779万円の黒字を確保し、営業係数は「91.2」となりました。

ただ、同じ鶴見駅を結ぶ系統でも、太尾新道を経由する「6系統」赤字状態から抜け出せていませんが、営業係数が前年より改善しています。

【関連記事】

<横浜市バス>赤字路線拡大も、41系統は7400万、104系統は9200万円の黒字確保(2018年10月17日、前年の記事)

【参考リンク】

横浜市交通局「バス路線別収支」