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スタジアム通り沿いに70戸のマンションが建てられています。

日鉄興和不動産新横浜2丁目のKOSE新横浜スケートセンターに隣接した立体駐車場の跡地で、11階建て70戸の「リビオ新横浜」を2026年2月までに建てる計画とし、このほど(2024年7月)物件販売サイトを公開しました。

建設地の様子、左側がミドリ安全第二本社ビル、右奥がスケートセンター裏手側の搬出入口(スタジアム通りの日産スタジアム寄りから7月20日撮影)

スケートセンターから見て裏手にあたり、スタジアム通りに面したこの670平方メートル超の土地は、1970年代後半から書籍の倉庫として使用。

1990年代初頭には高さ30メートルにおよぶビル状の立体駐車場が建てられていましたが、昨年になると解体され、今年に入り日鉄興和不動産がマンション建設を行っているものです。

3年半ほど前の時点ではミドリ第二本社ビル(手前のコイン式平面駐車場)も建っておらず、高さ30メートルの“立体駐車場ビル”が目立っていた。その奥に見えるマンション「ファインスクェア新横浜」もコイン駐車場跡地を使い2018年に建てられている(スタジアム通りの新横浜駅寄りから2021年2月撮影)

このほど公開された公式サイトでは「東急線、新横浜を、暮らす。」とのキャッチコピーで東急新横浜線が開業したことを全面的に打ち出し、「いま、『暮らす街、新横浜』への更なる進化の兆しに満ちています。」などとアピール。

1LDK(35.28平方メートル)から3LDK(72.89平方メートル)までの間取りの物件を10月下旬から販売する計画とし、物件エントリーの受付を行っています。

また、70戸の住戸以外に店舗1区画を設け、7台の機械式駐車場と73台の自転車置場も設置するとのことです。

このほど公開された「リビオ新横浜」の公式サイト

もともと同地を含めたスケートセンターの隣接地は駐車場として使われていましたが、駅寄りにあった平面駐車場は昨年(2023年)3月までにミドリ安全株式会社(東京都渋谷区)が7階建ての第二本社ビルを新築しています。

新横浜の交通利便性がさらに高まったことで、今も街のなかに残る駐車場はオフィスビルやマンション開発の適地として、注目を浴び続けることになりそうです。

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【参考リンク】

リビオ新横浜(新横浜2丁目11番、11階建て70戸、2026年2月完成予定)