地域まちづくりへのアイデアや思いを活動につなげてみませんか。
横浜市港北区(大豆戸町、栗田るみ区長)は、2021(令和3)年度に港北区内で活動する「地域のチカラ応援事業」の募集を来月2月15日(月)から3月15日(月)まで行うにあたり、詳細の募集要項をきのう(1月25日)に同区役所のサイト上に公開しました。
地域のまちづくりや、地域住民を元気にするための、地域で取り組む公益的な活動に対し補助金を交付するもので、「新しい生活スタイルの提案を盛り込んだ地域の課題にチャレンジする事業を応援」するとしています。
地域で取り組む公益的な活動であればジャンルは問わないとのことで、団体の活動実績や事業内容の違いに応じて「チャレンジコース」、「スタートアップコース」、「地域元気づくりコース」、そして「パートナーシップコース」の4つのコースを設定。
活動実績がある団体が新たなテーマにチャレンジする事業を対象とした「チャレンジコース」(補助金上限30万円)、一定のエリアで自治会町内会・連合町内会と連携した団体の活動が対象となる「地域元気づくりコース」(同25万円)の2コースは、いずれも上記期間でのエントリーが必要になるとのこと。
これからスタートする、あるいはスタートして間もない団体・グループの活動が対象となる「スタートアップコース」(同5万円)と、区域より小さい一定のエリアの地域活動で、区役所の後援を得て取り組むことができる「パートナーシップコース」(補助金なし)の2コースは、通年での申請を受け付ける予定です。
これまでも、まちづくりや福祉保健、防災、防犯、子育てといったさまざまなジャンルの活動を応援してきた同事業。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響も考慮しながら、事業の構想ができた段階での「申請前ヒアリング」を、約20分から30分程度行う予定で、日時は、2月1日(月)から3月12日(金)の9時から17時(平日のみ、ただし3月5日(金)は20時まで)となっています(ただし継続事業の場合やコロナウイルス感染拡大状況によっては、メールでのやり取りで行う場合があるとのこと)。
「申請前ヒアリング」の内容は、地域の課題、住民のニーズをとらえ、地域住民の理解を得ているかといった点や、課題設定や手法にチャレンジの姿勢があり、工夫やアイデアに富んだ企画内容であるか、専門的な知識や経験のある組織や人材を有しているか(連携含む)や、事業収入は補助金だけではなく参加者負担や協賛金などの財源の確保は見込まれているか、補助金終了後の事業継続について具体的なプランがあるかという点のほか、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底についてもヒアリングする予定とのこと。
また、「チャレンジコース」へのエントリーで、初めての応募団体や事業内容を変えてエントリーする団体は、別途、区民や専門家を招き4月17日(土)に開催予定の「公開提案会」で、企画内容のプレゼンテーションを行うことが必要となります。
同事業の担当者は、「応募団体や事業の要件、補助金の対象となる経費などについても詳しい記載がありますので、申込案内のPDFファイル(募集案内のパンフレット)をご確認ください」と、各要件をクリアしての多くのエントリーを呼び掛けています。
なお、区役所4階には、市民活動団体の広報やスキルアップのお手伝いを行う「港北区区民活動センター」があり、また同年11月と翌(2022年)3月には「市民活動交流会」を開催し、それぞれの活動報告や団体間の交流を行う予定です。
相談・書類の提出先は、港北区地域振興課「地域力推進担当」(4階46番窓口)となっており、ヒアリング終了後、書類が整った段階で「申請書類」や「コロナウイルス感染防止シート」を同担当に提出することが必要です。
【参考リンク】
・【告知】港北区と共催「港北つなぎ塾」、1月は“地域ビジネス・企業(起業)”がテーマ(2021年1月20日)※港北区「地域力推進担当」により企画・実施されている
・地域デビューも後押し、「市民活動」の報告・交流会、11/10(土)に日吉で(横浜日吉新聞、2018年11月8日)
・港北区内の地域活動に最大30万円補助、「地域のチカラ応援事業」を2/19から募集(横浜日吉新聞、2016年2月18日)※過去の募集記事
【関連記事】
・地域のチカラ応援事業(横浜市港北区のサイト)※募集要項へのリンク有
・「港北つなぎ塾」公式サイト(横浜市港北区役所・一般社団法人地域インターネット新聞社)※「港北区を元気にする関連団体」をリンクで紹介