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【港北区・地域インターネット新聞社との協働イベントのご案内】横浜市港北区役所(大豆戸町・栗田るみ区長)と、一般社団法人地域インターネット新聞社(西区北幸、橋本志真子代表理事)は、協働共催事業として、来年(2020年)1月25日(土)・2月1日(土)・8日(土)の3回連続、9時から12時まで、講座「港北つなぎ塾~ワクワクする情報発信でつながろう」を、港北区役所4階で開催します。

来年(2020年)1月25日(土)・2月1日(土)・8日(土)に開催する「港北つなぎ塾~ワクワクする情報発信でつながろう」の案内チラシ

来年(2020年)1月25日(土)・2月1日(土)・8日(土)に開催する「港北つなぎ塾~ワクワクする情報発信でつながろう」の案内チラシ

きょう(2019年)12月17日(火)から参加者の募集をスタートした同イベントは、横浜市の全18区で行われている「地域づくり大学校」事業の一環として企画・実施。

港北区では、今年2月から3月にかけて開催された昨年度(2018年度=平成30年度)の講座「港北つなぎ塾~スマホから始める新たな地域づくり」に引き続き、新たに今年度(2019年度=令和元年度)ならではの内容にプログラムを刷新し行われるものです。

初日となる1月25日(土)は基調講演として、「港北つなぎ塾」の主旨やねらいを港北区役所地域力推進担当から説明、港北区内やITを活用した情報伝達の現状についての基調講演を一般社団法人地域インターネット新聞社が実施。後半で参加者がつながるための第一歩としての「自己紹介タイム」を設けるなど、参加者交流の時間をまずは設定しています。

2日目の2月1日(土)は、ワークショップとして、5つのジャンルごとに招へいしている各アドバイザーのサポートで、それぞれの分野で「港北つなぎ塾」のホームページで発信するための情報をまとめていく作業を行います。

最終回となる3日目の2月8日(土)は、各グループごとにまとめた結果を発表。アドバイザーからの助言や、改めての参加者交流などを通じ、今後の地域社会に向けた「未来提言型」の情報発信手法として、参加者全員でそのノウハウを共有していく予定です。

5つのジャンルで参加者募集、区内で活躍するアドバイザーも

今回の開催では、5つの分野【A:自治会・町内会・地域団体】【B:子育て・教育】【C:シニアの地域活動】、地域貢献事業としての【D:ビジネス・起業】、そして、ノンジャンル【E:港北区の魅力発信】ごとに参加者を募集することが大きな特色となっています。

2日目、3日目のプログラムでは、5つのジャンルで5人のアドバイザーが進行をサポート。後列左から平井さん、小泉さん、佐藤さん、鈴木さん(大倉山ミエル、2019年11月)

2日目、3日目のプログラムでは、5つのジャンルで5人のアドバイザーが進行をサポート。後列左から平井さん、小泉さん、佐藤さん、鈴木さん(大倉山ミエル、2019年11月)

港北区地域力推進担当の小林広明係長は、「地域のさまざまな課題を解決するための講座として実施します。今回は、エントリーいただき、グループに分かれて意見交換をしますが、最終的にはジャンルを超え交流してもらえたら」と、新しい試みとしてのジャンル分け、また最終的には、全分野を通じた情報発信についての学びや手法を共有してもらいたいと、今回の開催主旨を説明します。

それぞれの分野で「アドバイザー」として招へいしている5人は、いずれも港北区内で地域にかかわりながら、日頃の業務や活動を行っていることで広く知られています。

まずは、【A:自治会・町内会・地域団体】の分野。「どのような情報をどのように発信するか」を中心に、体制づくり等も含め、担い手を増やすための情報発信手段を考えます。対象とするのは、自治会町内会の役員・担当者、地区社協、民生委員などとなっており、アドバイザーとして、樽町連合町内会のサイト運営や広報活動を実務として行っている小泉亨さんが就任予定です。

鈴木さんが作成に携わった「シニアの行動アンケート」。多くの人がまずは地域に関心を持ち、さまざまな活動に参加してくれるようにと日々事業を行っているという

鈴木さんが作成に携わった「シニアの行動アンケート」。多くの人がまずは地域に関心を持ち、さまざまな活動に参加してくれるようにと日々事業を行っているという

次に、港北区でも地域活動の活発化がみられる【B:子育て・教育】分野。地域単位での実施が多く、保育園の運営にもみられるような民間の事業主の参入も相次ぐ状況下で、今なお不足している支援や必要な情報受発信は何かを考えていく予定。対象者は、子育て・教育支援などの活動を地域で行っている方などを想定しており、アドバイザーには、地域交流拠点「よってこしもだ」(下田町、2013年~2018年)の立ち上げメンバー・運営者としても知られる黒須悟士さんを招く予定です。

少子化とともに社会で顕著になりつつある高齢化の時代背景における、【C:シニアの地域活動】ジャンルにおけるアドバイザーには、港北区で初の認知症カフェを立ち上げ、運営していることでも知られる、NPO法人街カフェ大倉山ミエル(大倉山)理事長の鈴木智香子さんが就任。世代を超え交流する拠点として日々活動する実績を基に、どういった情報発信方法が地域社会での周知に最適であるかを、シニア世代を対象とした地域活動を行っている方とともに考えていく予定です。

アドバイザーの黒須さんは2013年から2018年まで下田町で運営された地域交流拠点「よってこしもだ」の立ち上げメンバー。下田学童保育所の運営にも保護者としての立場で参画している

アドバイザーの黒須さんは2013年から2018年まで下田町で運営された地域交流拠点「よってこしもだ」の立ち上げメンバー。下田学童保育所の運営にも保護者としての立場で参画している

さらに、地域貢献事業としての【D:ビジネス・起業】ジャンルでは、地域に根差した活動を続けていることでも知られる、城南信用金庫綱島支店(綱島西1)支店長の佐藤岳道さんが担当。地域とつながりを持った業を展開している方や、今後展開していくことを検討している方を対象に、地域とつながり事業発展を目指す、また事業が地域とともに“成長していく”ことを実現するための情報発信について考えます。

最後のグループは、港北区の魅力を探り、どう発信していくかを考える【E:港北区の魅力発信】をテーマに、広くジャンルを設けず、参加者を募集。港北区の歴史やまちづくり、地域の魅力発信に関心のある方などを対象に、港北区の歴史研究家の第一人者として知られる、公益財団法人大倉精神文化研究所(大倉山2)所長の平井誠二さんをアドバイザーに招き、より効果的な地域の魅力発信方法についてのディスカッションを繰り広げていく予定です。

応募は12月17日(火)から、A~Eいずれかの分野でエントリーを

このように、5つのジャンルで話し合った「港北つなぎ塾」の成果は、最も重要な情報発信方法としても位置付けられるようになったホームページや、ツイッターなどのSNSでも発信することで、これからの港北区の区政や身近な地域活動に役立てていくことを目標としています。

皆様の受講申込をお待ちしています(最左=港北区役所地域力推進担当・小林係長、最右=一般社団法人地域インターネット新聞社・橋本)

皆様の受講申込をお待ちしています(最左=港北区役所地域力推進担当・小林係長、最右=一般社団法人地域インターネット新聞社・橋本)

港北区の小林係長は、「地域に通い、住まう人々が、地域の身近な課題解決に取り組むための、新たな“地域自治”の実現を目指すことができれば。地域での活動における、新しい情報発信についてのノウハウを共有することで、未来提言型の成果を以降の地域活動の中で発揮、新たな担い手や、地域における“仲間”を一人でも多く増やしてもらえれば。皆様のエントリーをお待ちしています」と、今回の「港北つなぎ塾」へのより多くの参加を呼び掛けています

なお、今回の「港北つなぎ塾」の定員は30人。いずれかの希望ジャンルを明記(A:自治会・町内会・地域団体、B:子育て・教育、C:シニア、D:ビジネス・起業、E:区の魅力発信~ノンジャンル)し応募要。電話(045-540-2247)またはEメール(下記リンク先参照)で、港北区役所地域力推進担当への申込(先着順)が必要です。

【関連記事】

【港北つなぎ塾・ジャンル紹介】区の魅力を発信~平井 誠二さん(大倉精神文化研究所長)(2020年1月10日)※リンク追記

【港北つなぎ塾・ジャンル紹介】自治会・町内会・地域団体~小泉亨さん(樽町連合町内会)(2020年1月15日)※リンク追記

【港北つなぎ塾・ジャンル紹介】シニアの地域活動~鈴木智香子さん(街カフェ大倉山ミエル理事長)(2020年1月17日)※リンク追記

【港北つなぎ塾・ジャンル紹介】ビジネス・起業~佐藤岳道さん(城南信用金庫綱島支店長)(2020年1月20日)※リンク追記

【港北つなぎ塾・ジャンル紹介】子育て・教育~黒須悟士さん(よってこしもだ・男の料理教室)(2020年1月22日)※リンク追記

【参考リンク】

港北つなぎ塾2020公式サイト

港北つなぎ塾2020ジャンル紹介 ※2020年1月13日掲載(リンク追記)

港北つなぎ塾2020Twitter

令和元年度「港北つなぎ塾」(横浜市港北区のサイト)※申込先

「港北つなぎ塾2020」のご案内~2020年1月25日(土)・2月1日(土)・2月8日(土)(一般社団法人地域インターネット新聞社公式サイト)※イベント詳細