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地元・小机で、子どもたちが描く「小机城」の紙芝居やイラスト画によるボイスドラマが披露されることになりました。

あす(2021年)11月20日(土)13時から16時20分まで開催される「小机の重政(しげまさ)」上映会の案内チラシ(主催者提供)

あす(2021年)11月20日(土)13時から16時20分まで開催される「小机の重政(しげまさ)」上映会の案内チラシ(主催者提供)

小机城のあるまちを愛する会(略称:城まち会、木村光義会長)と、横浜北部(旧港北区4区:港北区、緑区、青葉区、都筑区)に存在する地域文化遺産と市民をつなぐ取り組みをおこなうよこはま縁むすび講中実行委員会は、あす(2021年)11月20日(土)13時(12時30分開場)から16時20分まで、JR横浜線小机駅前の城郷小机地区センター(小机町)で「小机の重政(しげまさ)」上映会を開催します。

菊名を拠点に活動する演劇集団「スターリンクス」が制作したボイスドラマにあわせて、横浜市立小机小学校(小机町)の5年生(2020年度)児童がクラスごとに制作した紙芝居や、神奈川県立城郷高校(神奈川区三枚町)の漫画研究部が描いたイラスト映像とともに、ボイスドラマを流すという手法でのプログラムを実施する予定です。

同小学校の学年主任・刈谷(かりや)亮太教諭は、「当時の5年生の総合的な学習の時間で、地元・小机の歴史を知るためにと、城まち会の川上あき子さんやスターリンクスを主宰する松井寿徳 (ひさのり)さんを招いて、ボイスドラマを上映しました」と、1クラスで16枚にものぼるという紙芝居を児童が制作するに至ったエピソードについて説明します。

「小机の重政(しげまさ)」上映会のチラシ裏面。当日の上映スケジュールや城まち会の木村会長が作詞した「小机城を想う」の歌詞なども掲載(主催者提供)

「小机の重政(しげまさ)」上映会のチラシ裏面。当日の上映スケジュールや城まち会の木村会長が作詞した「小机城を想う」の歌詞なども掲載(主催者提供)

紙芝居は、児童が自らタブレット端末で撮影ののち動画作成をおこなったといい、映像制作のフォローや当日の上映を担当する「わがまち港北映像プロジェクト」、「港北映像ライブラリ」の伊藤幸晴代表は、「子どもたちや先生方の“手作り”の映像に親しみを感じることができました」と、小学生、そして高校生らしい作品の魅力を伝えられたらと意気込みます。

オープニングには、城まち会の木村会長が作詞し、元教員の木村会長の“元教え子”だという畑真由美さんが作曲した楽曲「小机城を想う」も披露する予定とのことで、「小机城に関係するイベントも、新型コロナ禍で多くが中止になるなど、大きな打撃を受けました。今回は、コロナを乗り越え、地元・小机で子どもたちが躍動し、また小机のまちの歴史を体感できる貴重な機会。ぜひ足を運んでもらえたら」(木村会長)と、当日の多くの来場を呼び掛けています。

当日の参加は事前予約不要、入退場自由となっており、入場無料。イベントの最後(15時45分~16時15分まで)には、港北公会堂(大豆戸町)のホールに設置されている「緞帳(どんちょう)」の歴史を伝える映像作品「芹沢銈介(けいすけ)~知られざる港北の宝」も特別上映される予定とのことです。

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【参考リンク】

漫画・アニメ・紙芝居「小机の重政」上映会(よこはま縁むすび講中)

オリジナル ヴォイスドラマ「小机の重政」(22分38秒)の作品公開ページ (地域演劇集団「スターリンクス」)

横浜市城郷小机地区センターへのアクセス(同地区センター)