4月27日(土)と5月3日(金・祝)の東海道新幹線は指定席が売り切れつつあります。
JR東海やJR東日本は今年(2024年)4月26日(金)から5月6日(月・祝)までゴールデンウイーク(GW)期間中の指定席予約状況を発表しました。
この11日間は東海道新幹線の「のぞみ」号は全車指定席として運転される予定となっており、指定券が確保できない場合はデッキなどで立席利用する形となります。
JR東海によると、東海道新幹線では前年のGWと比べて23%多い予約状況になっているといい、4月11日時点で5月3日(金・祝)の午前中に新大阪方面行の列車が混雑しているとのこと。
4月14日時点の予約状況を見ると、5月3日(金・祝)は東京駅を7時から12時ごろまでに出発する新大阪方面行の「のぞみ」号で普通車指定席がほぼ売り切れている状態です。
また、GW初日となる4月27日(土)も東京駅を9時台に出発する「のぞみ」号の普通車指定席に売り切れが目立ち、8時台も残席が少なくなりつつあります。
なお、4月14日時点では新横浜駅が始発となる早朝の臨時「のぞみ97号」(博多行)は運転日の指定席が空いている状況ですが、「ひかり533号」(広島行、自由席あり)は4月27日(土)と5月3日(金・祝)の普通車指定席が売り切れている状態です。
一方、JR東日本でも東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線で前年のGWと比べ4月11日時点で10%多い予約状況だといい、東京発各方面(下り)は5月3日(金・祝)、東京方面行(上り)が5月5日(日)がピークになっているとのことです。
このほか、在来線では「ひたち」や「ときわ」といった常磐線方面への特急列車が前年比128%、「あずさ」や「かいじ」などの信州方面への特急列車は同122%と好調で、「踊り子」や「サフィール踊り子」など伊豆方面への特急列車が同112%となっています。
また、総武線方面の「成田エクスプレス」や「しおさい」は前年比147%と混雑が見られます。
各社の公式サイトでは最新の予約状況が随時公開されるほか、「JRサイバーステーション」ではJRの各列車の空席照会が可能です。
【関連記事】
・【前年記事】<2023年GW>東海道新幹線などの「予約ピーク」は5月3日(水・祝)に(横浜日吉新聞、2023年4月17日)
【参考リンク】
・JR東海「2024年度ゴールデンウィーク期間の指定席予約状況について」(PDF、4月26日~5月6日の予約状況)
・JR東日本の新幹線・在来線特急の予約状況(左側のメニューから各方面の予約状況を表示)
・JRサイバーステーション(6時~23時50分の間に全国列車の空席照会が可能)