新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
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「ひろがる」「つながる」「とどく」ことを目標としたこの先5年間のプランは、どのように区や地域で実現していくのでしょうか。

策定中の第4期地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」(2021年度~2025年度)の素案(区計画部分)の公開をスタートした(港北区のサイトより)

策定中の第4期地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」(2021年度~2025年度)の素案(区計画部分)の公開をスタートした(港北区のサイトより)

港北区福祉保健課(大豆戸町)と、社会福祉法人横浜市港北区社会福祉協議会(同)は、策定中の第4期地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」(2021年度~2025年度)の素案(区計画部分)について、区民からの意見をきょう(2021年)2月25日(木)から来月末3月31日(水)まで募集しています。

「ひっとプラン港北」は、「ひろがる」、「つながる」、「とどく」の、3つの「推進の柱」の頭文字を愛称とした地域の福祉保健計画。

すべての区民人とのつながりをつくりながら、できるだけ長く健康に自立して過ごすことを基本に、助けあい、支えあいのある安心して暮らせるまち」を目指すという基本理念を掲げた「ひっとプラン」。

「樽町情報部会」が運営する樽町地区のホームページ「思いあいのまち樽町」について、「メンバー全員が、ホームページの更新作業ができる体制をつくっており、更新の頻度がとても高く、アクセス数も伸びています」と事例紹介

「樽町情報部会」が運営する樽町地区のホームページ「思いあいのまち樽町」(写真・リンク)について、「メンバー全員が、ホームページの更新作業ができる体制をつくり、更新の頻度がとても高くアクセス数も伸びている」と事例紹介

基本理念と合わせて3つの「計画推進の柱」と 7つの「重点目標」を設定。第3期に行われた地域や公的機関などでの取り組み事例や、地域の関係者や学識経験者などからなる「検討部会」や福祉関係団体などでのヒアリング意見も交え、A4版PDFファイルで56ページにも及ぶ素案を提示しています。

今回は、菊名や大倉山、篠原、新羽、城郷など区内13地区ごとに策定される、住民主体で作られる「地区計画」の元となる、「港北区全体」についての素案についての意見募集となっており、区役所と区社会福祉協議会が中心となり、地区計画を支え、区域の福祉保健課題に対応するための計画を策定することになっています。

師岡地区では、小学生対象の月1回の「師岡こども学習会」を開催、大学生ボランティアや地域の運営スタッフが協力しオンラインでも行われた(ひっとプランの素案より)

師岡地区では、小学生対象の月1回の「師岡こども学習会」を開催、大学生ボランティアや地域の運営スタッフが協力しオンラインでも行われた(ひっとプランの素案より)

新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言も継続していることから、会議の場などを設定することが難しく、例年より遅れての募集開始になっているとのこと。

2016(平成28)年度から2020年度までの「第3期計画」の期間中には、2019年10月に襲来した「台風19号」による被害や、2020年度の新型コロナウイルス感染拡大による地域活動の自粛といった出来事もあり、「地域活動について改めて考えるきっかけになりました」と同素案内で指摘しています。

新吉田地区の「子育てサロンよしだっこ」は動画共有サイト「YouTube」での配信も(ひっとプランの素案より)

新吉田地区の「子育てサロンよしだっこ」は動画共有サイト「YouTube」での配信も(ひっとプランの素案より)

港北区による意見募集のページには、計画策定に関する区、各地区別の人口・世帯数・年齢別人口の動向や世帯の様子、介護認定の状況といった各種統計基礎データも掲載、意見応募や地区素案作成の参考にすることができます。

新型コロナ禍により、地域でのイベントやつながりの場となる「地域の居場所」が休止、見守り活動なども実施が難しい局面が続く中、インターネット環境やオンラインを活用した事例も多く紹介されており、具体的な地区計画の策定に向けての新たな視点での提案や、さらに進む高齢化の中でどのように担い手を確保すべきかといったITデジタル時代が加速する中での「未来型」のプランを採り入れた福祉計画の策定が求められることになりそうです。

なお、同区役所によると、応募された意見などについては個別の回答は行わず、「今後の計画策定や推進の参考」にするとし、意見に対する考え方を、区役所のサイトにて意見募集結果として公表する予定とのことです。

【関連記事】

<港北区が調査>コロナ禍で「地域」の重要性が高まる、IT活用には課題も(横浜日吉新聞、2020年10月12日)

<港北区>子育てや高齢者支援の「計画」更新へ、ネットで初の意見募集(横浜日吉新聞、2020年6月22日)

<港北区>子育ての未来はどうなる?支援現場の約50人からヒアリング(2020年1月8日)

【参考リンク】

第4期地域福祉保健計画(策定中)(港北区福祉保健課)※計画の策定経過~計画素案に対する区民意見募集についての記述、PDFなど詳細資料への各リンクあり

第4期「ひっとプラン港北」策定に関する区民意見募集(応募フォーム)

「港北つなぎ塾2019」第2回を港北区役所で開講しました(一般社団法人地域インターネット新聞社)※樽町連合町内会「思いあいのまち樽町」サイトや新吉田の子育てサロン「よしだっこ」運営メンバーも登壇