区制80周年記念花火の打ち上げや、ラグビーワールドカップ(W杯)開催時の小机駅における“マルシェイベント”の費用なども盛り込まれました。港北区は、区の独自予算である「個性ある区づくり推進費」の2019(平成31)年度予算案をこのほど公表しました。
区が独自の裁量で行う「自主企画事業費」として計上した1億2370万円のうち、今年度は港北区制80周年記念事業費として290万円を新規に計上。このなかには、今年は6月1日に新横浜少年野球場で開かれる「ふるさと港北ふれあいまつり」時に行う記念式典費としての50万円や、現時点では7月に予定されている「新横浜花火大会」における記念花火打ち上げ費として80万円の予算が組まれています。
前年度より若干減額されて883万円の予算となった「育もう『ふるさと港北』事業」のうち、「『港北区には横浜F・マリノスがある』プロモーション事業」では、前年度と比べ24.5万円増の100万円を計上。6月22日に開かれる松本山雅FC戦を「港北区制80周年記念 サンクスマッチ」とするほか、選手の「一日区長」就任イベントなどを行うとしています。
今年度の新規事業として1500万円を計上しているのが「小机マルシェ実施事業」で、ラグビーW杯の試合が日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で9月21日(土)から10月27日(日)までに予定されている6試合の開催当日に、小机駅周辺でマルシェを実施し、「駅周辺の賑わい創出や横浜の魅力をPRする」(平成31年度 個性ある区づくり推進費予算(案))としています。
このほか、区の独自キャラクターである「ミズキー」のさらなる活用に向け、「港北区ミズキー活用」事業については昨年度の92万円から222万円まで拡充。作製から約10年が経過して老朽化した着ぐるみ1体を新調する計画です。
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