新しい「ミズキー」巨大イラストが来庁者を出迎えます。横浜市港北区役所(大豆戸町)は、先月(2020年)3月21日、港北区のキャラクター「ミズキー」も登場する巨大イラストを、1階・正面出入口脇の壁面に設置しました。
今回のイラスト設置は区の広報の一環として行われたもので、出入口から左、駐輪場側から見える場所に新たに掲示したものです。
「実は、出入口への誘導を目的に設置しました」と、同区広報相談係長の松藤咲子さん。
反対側に位置する駐車場や、横にある駐輪場からは出入口が見えにくいことから、「誘導するための『(港北)区役所入口』という表記を入れています」と、駐車場側の壁面にも「ミズキー」ステッカーなどを貼付掲示し、出入口側への誘導を試みています。
幅6メートル、高さ2.4メートルの巨大イラストには、黄色やオレンジ色の花畑の中にいるもののほか、虹を架ける雲に乗り、すやすやと眠るもの、そして港北区の花・ハナミズキに誘(いざな)われ、「区役所入口」側の扉に誘われるものと、計3人のミズキーが描かれています。
乳幼児健診などで来訪する子どもたちばかりでなく、結婚・入籍で来庁する人々の記念写真のスポットとしても、「想い出のシーンを撮影してもらえたら」と、松藤さんは、“一生涯の記念に”との想いも込めたデザインについても言及します。
インターネット(Webサイト)上からダウンロード可能なデザインデータを掲載した「港北区ミズキーのおへや」ページに、前年度(2019年度)末までに9パターンものミズキーのデザインも追加、計81種類までバリエーションが増えたとのこと。
今、大切になっている「手洗い」バージョンのミズキーも「積極的に使ってもらえたら」(広報相談係)といい、より区民に親しまれるキャラクターとしてのミズキーの存在感を高めていく考えです。
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【参考リンク】
・港北区ミズキーのおへや(港北区)※ミズキーのプロフィールなど
・港北区キャラクター「港北区ミズキー」デザイン等ガイドマニュアル(PDF、非営利の個人であっても看板・グッズに使用する際は事前連絡などが必要、また営利目的も同様)