2023年も港北区内や周辺区の市営バス路線に“さくらバス”が投入されています。
横浜市交通局の港北営業所（大豆戸町）では今週（2023年）3月13日から車内外に桜の装飾を施した「さくらバス」の運行を開始しました。
市バス港北営業所の2023年「さくらバス」の車内（同営業所提供）
さくらバスは、車内天井部を中心にピンク色の造花で彩ったり、窓上部にはピンク色のLED電球を取り付けたり、車体を桜の花びらデザインでラッピングしたりしたバス車両。
港北営業所では2011（平成23）年以降、季節に合わせたラッピングバスを走らせており、昨年冬にはクリスマスラッピングも行われていました。
昨年12月にはクリスマス装飾のバスも走らせていた（2022年12月、新羽駅付近）
今年のさくらバスは、「車内でお花見気分」をコンセプトに、車内で立っていても花を感じられるようにしたといいます。
今回は1台しかないため、どの路線を走るのかは毎日変わりますが、港北区内では「41系統」（新横浜駅前～大倉山駅～新羽駅～中山駅北口ほか）や「104系統」（鶴見駅西口～トレッサ横浜～新横浜駅前）は運行本数の多い系統のため、投入される確率は若干高まりそう。
2023年の「さくらバス」に使われているバス車両は、他のバスと若干カラーリングが異なることに注目（市バス港北営業所提供）
また、今年のさくらバスに使われている車両は、市営バスの古い塗装を模したカラーリングとなっており、バス好きの間では話題になっている“レア車両”だといいます。
運行される4月中旬までに乗れたり見かけたりすることができれば幸運といえそうです。
【関連記事】
・【前年記事】春を運ぶ「さくらバス」、市バス港北営業所が2台に装飾施し限定運行中（2022年3月22日）
【参考リンク】
・横浜市営バス「営業所別路線図」（港北営業所の路線図も掲載）
