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いつも使っているバスが春を運んできます。横浜市交通局の港北営業所(大豆戸町)は、市バスの車内外に桜の装飾を施した「さくらバス」を期間限定で2台設定し、今月(2022年)3月13日から運行を始めています。

港北営業所が4月8日まで2台運行している「さくらバス」(同営業所提供)

この「さくらバス」は、車体前面に大きなヘッドマークを掲げ、車体左右などには桜の花びらがいたるところに散らされています。さらに車内は、天井部を中心にピンク色の造花で彩り、さらに窓上部にはピンク色のLED電球を取り付け、春の雰囲気を盛り上げます。

港北営業所では2011(平成23)年に「がんばろう日本」などの装飾したバスを走らせて以降、季節に合わせ今回のような「さくらバス」や秋の「もみじバス」といった装飾を独自に行ってきたといいます。

車内は“桜一色”といった雰囲気(同)

今春は、港北営業所のバス2台に装飾を行って「さくらバス」としており、運行本数の多い41系統」(新横浜駅前~大倉山駅~新羽駅~中山駅北口ほか)や「104系統」(鶴見駅西口~トレッサ横浜~新横浜駅前)に投入することが多いといいます。

ただ、どの路線で運行されるかは2日前まで分からないといい、ある日は運行本数があまり多くない「6系統」(新横浜駅前~太尾新道~大倉山駅前~鶴見駅西口)に投入。新横浜駅の乗場に「さくらバス」が現れると、「これ、すごい」との声が上がり、大倉山駅など途中の停留所では“桜一色”となった車内に入って「きれい」と驚く乗客の姿が目立っていました。

「さくらバス」は41系統や104系統を中心にどの路線で運行するかは分からない(新横浜駅前)

なお、「さくら号」の装飾は来月4月8日(金)までの予定で、同営業所が運行しているバス便は無数にあるため、この期間に乗れればラッキーということになりそうです。

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【参考リンク】

横浜市営バス「営業所別路線図」(港北営業所の路線図も掲載)