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青葉区や旭区でも「オープンガーデン」が誕生。港北区では「相鉄・東急直通線」の開業直後の開催で盛り上がるのでしょうか。

港北区では開催10年超となり地域に溶け込みつつある「港北オープンガーデン」(太尾南公園前花壇、2022年4月)

港北区では開催10年超となり地域に溶け込みつつある「港北オープンガーデン」(太尾南公園前花壇、2022年4月)

個人の庭やグループで育てている花壇などを公開、花や緑を通じた交流を促進する「第11回港北オープンガーデン」(同運営委員会・港北区役所主催)が、来年(2023年)4月と5月の各3日間ずつ、計6日間開催されることが決定。

4月14日(金)から16日(日)までと、5月12日(金)から14日(日)までの、いずれも10 時から16 時まで、庭や花壇を会場として公開する個人や団体・グループのほか、パンフレット協賛企業・団体の募集を今月(2022年)11月30日(水)までおこなっています。

2013(平成25)年の初回以降、新型コロナウイルス感染症拡大により、第8回(2020年)は開催中止、第9回(2021年)は動画配信なども駆使しての開催となっていましたが、第10回記念の開催となった今年(2022年)は、子どもたちに人気のスタンプラリーも復活するなど、「コロナ禍」以前の運営スタイルへの回帰も見られていました。

「花博」に向け瀬谷・青葉・旭区でもオープンガーデンが誕生

横浜市では、相鉄線の瀬谷駅が最寄りとなる「米軍上瀬谷通信基地」の跡地で、2027年3月から9月まで、世界的な花と緑のイベント「横浜国際園芸博覧会」(花博)を開催することが決定。

青葉区では、今月11月3日(木・祝)から13日(日)まで「オープンガーデンあおば2022」を初開催している(青葉区のサイト)

青葉区では、今月11月3日(木・祝)から13日(日)まで「オープンガーデンあおば2022」を初開催している(青葉区のサイト)

横浜市民や企業、行政など、様々な主体が連携し、“横浜らしい「花・緑・農・水」のある豊かな自然環境を創り上げる取り組み”だという「ガーデンシティ横浜」を推進するプロジェクトとして「ガーデンネックレス横浜」と名付けた市域全般にまたがるイベントや各区の「花と緑」に関する事業への支援をおこなっています。

2017(平成29)年に市内で開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の関連イベントとして、同年5月以降、瀬谷区でも「瀬谷オープンガーデン」がおこなわれているほか、鶴見区では2019(平成31)年より「JR鶴見線で巡る 緑のスタンプラリー」を「ガーデンネックレス」事業の一環として実施しています。

また、青葉区では、今月11月3日(木・祝)から11月13日(日)まで「オープンガーデンあおば」を初開催。

来年2023年春には、初めて旭区「旭オープンガーデン」を開催予定、既に会場募集もおこなわれており、市内では港北区で大きく発展した「オープンガーデン」や、それに近い取り組みが少しずつ広がりゆくことも、今後の大きな楽しみとなりそうです。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

・【港北区】港北オープンガーデン(港北区区政推進課)

・【瀬谷区】瀬谷オープンガーデン(瀬谷区区政推進課)

・【鶴見区】JR鶴見線で巡る緑のスタンプラリー(鶴見区区政推進課)

・【青葉区】オープンガーデンあおば(青葉区区政推進課)

・【旭区】旭オープンガーデン(旭区区政推進課)

・【栄区】栄区花いっぱい魅力づくり(花サクサカエ)(栄区区政推進課)※「パンフレット」掲載募集スタイルで実施

・【泉区】泉区「写真でオープンガーデン」キャンペーン(泉区区政推進課)※2020年度に開催