横浜F・マリノスが優勝のかかったアウエーでの最終戦に勝ち、2019年以来3年ぶりとなるリーグ優勝を決め、本拠地の日産スタジアムではパブリックビューイングに訪れた4145人が喜びを爆発させました。
リーグ1位だったF・マリノスは、きのう(2022年)11月5日(土)午後に神戸で行われたヴィッセル神戸との最終戦に3対1で勝利し、通算20勝8分6敗の勝点68となり、猛追していた2位の川崎フロンターレ(勝点66)を振り切って通算五度目の優勝が決定しています。
本拠地の日産スタジアムでは、アウエーでの優勝決定戦を観戦するパブリックビューイングのイベントが急きょ開かれ、F・マリノスのユニフォームを身にまとったファンらが大型ビジョンで試合の行方を見守りました。
勝利が決まると、スタンドでは両手を上げて喜びを爆発させる姿が見られ、“留守宅”を預かったキャラクターの「マリノス君」と「マリノスケ」「マリン」は独自のシャーレを掲げてファンとともに優勝を祝っていました。
新横浜駅では駅前のペデストリアンデッキで神奈川新聞の号外が配布され、駅改札前の交通広場に特設された大型の順位表に「全員で攻め抜き、守り抜き、歓喜の優勝に到着」とのメッセージなどが加えられると、見守っていた多くのファンから拍手が巻き起こりました。
また、小机駅では勝利が決まった早々にF・マリノスの優勝を祝う横断幕が改札口近くに掲出されています。
F・マリノスは、前シーズン中途での監督交代を経て、攻撃の核だった前田大然選手や守りの要となっていたチアゴ・マルチンス選手、ティーラトン選手らが海外移籍でチームを離れましたが、今シーズンはFW(フォワード)で11得点のアンデルソン・ロペス選手と10得点をあげた西村拓真選手をはじめ、DF(ディフェンス)の小池裕太選手、永戸勝也選手ら新たに移籍加入した選手らの活躍が目立ちました。
クラブ創設30周年という記念すべき年に「優勝」という最高の勲章が刻まれることになります。
なお、J1リーグの試合はすべて終了となりましたが、F・マリノスは今月11月28日(月)には国立競技場でイタリア・セリエAの「ASローマ」とのフレンドリーマッチに挑むことになっています。
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・F・マリノスの優勝決定戦、11月5日(土)に日産スタジアムで中継観戦イベント(2022年11月4日)
・クラブ創設30周年を迎える「F・マリノス」が挑む2022年シーズン(2022年1月11日、今シーズン加入の選手が活躍)
【参考リンク】
・2022明治安田生命J1リーグ、3年ぶり5度目の制覇!(横浜F・マリノス、2022年11月5日)
・横浜F・マリノス優勝記念特設サイト(優勝記念グッズの紹介も)