花と緑のまちづくりのさらなる進展に向けて、「コロナ禍」による中止の苦難を乗り越えてのイベント開催に挑みます。
今年(2020年)の第8回目の開催が中止となった「港北オープンガーデン」(同運営委員会・港北区役所主催)について、先週10月22日に、来年(2021年)第9回の開催概要を発表。
今回は、新型コロナウイルスの感染状況に配慮し、動画撮影・配信といった初めての試みを行うほか、会場の公開期間を長めに設定するといった、これまでとは異なる手法で開催する計画です。
まずは、「お庭・花壇の動画撮影と公開~おうちでガーデン散策」と銘打った、参加会場を撮影した動画の公開。
動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」を活用した「港北オープンガーデンYouTubeチャンネル」で、家でも港北オープンガーデンを楽しめるよう、参加会場の動画を撮影し公開。来年4月から5月にかけての庭・花壇の様子や見頃の花などを動画で撮影し紹介する企画となっています。
また、「お庭・花壇の現地公開~まちなかお庭散歩」企画では、来年4月12日(月)から5月23日(日)までの10時から16時に、参加会場の庭・花壇を公開。ただし今回は原則「庭の外からの見学」に限定。
来場者が密集することを防ぐため、開催日を特定の日に限定しないことで、新型コロナウイルス感染症対策への万全を期す考えです。
会場募集は、来月11月30日(月)まで、例年とは異なる開催となることもあり、エントリーに際しての「参加会場向けよくある質問」ページも公開。
動画公開、現地公開のいずれかでも可能であることや、今回は「お楽しみ企画」としてぬりえ・パズルを行うといった詳細についての案内を行っています。
中止となった第8回では、参加会場が一昨年前(2018年=第7回)より9カ所も多い109会場と例年以上の盛り上がりを見せる予定だった上に、日吉駅前での大型イベント「日吉ブリティッシュウィーク」や、港北ボランティアガイドによる初の「綱島・花と歴史のツアー」の開催もあわせ予定されていましたが、いずれも中止となっています。
「コロナ禍」を乗り越え、新たな開催手法により開催される第9回が、どのような彩りを地域まちづくりに加え、関連イベントも含めた港北区らしい新たな盛り上がりを生み出すことができるのかにも、例年以上の注目が集まりそうです。
【関連記事】
・※開催中止※綱島から広がった「港北オープンガーデン」、2020年4・5月の参加会場を募集(横浜日吉新聞、2019年10月28日)※中止となった前回(第8回)の会場募集
・※開催中止※2020年「港北オープンガーデン」を盛り上げる、支援企業を11/29(金)まで募集(2019年11月19日)※第9回も協賛企業をあわせ募集している
【参考リンク】
・港北オープンガーデン~現在、「第9回港北オープンガーデン」の参加会場を募集しています。(横浜市港北区のサイト)
・港北オープンガーデンFacebookページ(同運営委員会)