新横浜の街を、今年も初夏を感じさせる「ハンギングバスケット」が目にも鮮やかに彩ります。
浜鳥橋交差点と日産スタジアムを背景に、スタジアム通りに飾られたハンギングバスケット。直径30cmほどの大きさに仕上げれられている（4月29日）
横浜市環境創造局（ガーデンネックレス横浜実行委員会事務局）は、先月（2022年）4月24日午前、都筑区仲町台の河野（こうの）自然園で、横浜市内で開催されている「ガーデンネックレス横浜2022」イベント（3月26日～6月12日）の一環としての市民対象のハンギングバスケット講習会を開催。
新横浜エリアの魅力向上を目的とした「花と緑のまちづくり」をすすめる新横浜町内会（事務局：新横浜2）により、4月29日（金・祝）から新横浜2丁目のF・マリノス通りとスタジアム通りに、完成したハンギングバスケットを設置しました。
ハンギングバスケットづくりには初参加の人の姿も（奈良造園土木株式会社提供）
講習会の後、同自然園で保管されていた32台のハンギングバスケットを新横浜まで運び、約3時間もの時間をかけて設置作業を実施。
「ガーデンネックレス横浜2022」イベント（3月26日～6月12日）の新横浜駅エリアの紹介（同イベントのパンフレットより）
春から初夏の季節を感じさせる彩りの花たちが、通りかかる人々を楽しませています。
2017（平成29）年3月から6月にかけて横浜市で初めておこなわれた第33回「全国都市緑化よこはまフェア」をきっかけに、港北区主催イベントとしてもおこなわれたハンギングバスケットづくり。
新横浜町内会では、特に、2019年9月から11月まで開催された「ラグビーワールドカップ（W杯）」期間中、また2021年8月の「東京2020オリンピック」のサッカー競技の開催でも、多く来街者を楽しませる地域緑化に力を入れてきました。
新横浜駅前公園野球場付近のスタジアム通りに飾られたハンギングバスケット。通りの花壇も美しい
今回の設置の中心的な役割を担っている奈良造園土木株式会社（新横浜1）社長の青木洋一さんは、「今回は、ハンギングバスケットの美しさをより感じてもらうために、より日当たりが良い場所に設置しています」と、これまでの経験も踏まえ、さらに来街者に満足してもらうための工夫をおこなっていると熱く語ります。
また、ゴールデンウイーク期間中も花の植え替えを実施する計画とのことで、「ハンギングバスケットのみならず、一つひとつの花壇の景色も楽しんでもらえたら」と、新横浜の街への来訪や散策を広く呼び掛けています。
なお、公式には、ハンギングバスケットの掲出期間は5月8日（日）までとなっていますが、「花の状況がよければ、5月13日（金）から15日（日）まで開催の『港北オープンガーデン』（同運営委員会・港北区役所主催）の時期まで飾ることができれば」と青木さん。
あいにくの雨天でも、F・マリノス通りの花壇の彩りは鮮やかに。「チューリップの時期も終わりとなり、花壇の植え替えも予定しています。ぜひハンギングバスケットとともに季節の花々を楽しんでもらえたら」と青木さん
花と緑で少しずつ街を盛り上げようと継続しての活動をおこなう新横浜の緑化活動が、地域に活気と彩りを与えていることを感じる貴重なゴールデンウイークの散策のひとときとなりそうです。
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・歩いて花を楽しむ「ガーデンネックレス」、山下公園やズーラシア周辺で開始（横浜日吉新聞、2022年3月23日）
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・新横浜駅付近を花でアレンジ、3/19（日）に新羽で区民向けハンギングバスケット作り（2017年3月12日）
【参考リンク】
・ガーデンネックレス新横浜ハンギングバスケット（横浜市環境創造局みどりアップ推進課～ガーデンネックレス横浜実行委員会事務局）
