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まちと人をつなぐ「桜」の装飾城郷エリアの5つのスポットに登場、街が春色に染まります

JR小机駅のコンコース(改札外)でおこなわれた「桜サクプロジェクト2022」の装飾作業の様子。中央奥に日産スタジアムが見える(3月19日)

JR小机駅のコンコース(改札外)でおこなわれた「桜サクプロジェクト2022」の装飾作業の様子。中央奥に日産スタジアムが見える(3月19日)

来街者に“明るい春を奏でる”こと、また個人や地域の団体などが参加し“地域の絆”を育(はぐく)むことを目的とした「桜サクプロジェクト2022」(しろさと絆プロジェクト実行委員会主催、事務局:城郷小机地域ケアプラザ)による展示が、きょう(2022年)3月20日(日)からスタート。

30を超える地域の団体が参画し、地域の子どもたちからシニアまで幅広い層が作った薄紙の「桜の花」や「桜の木」を模した装飾を、来月4月21日(木)までの約1カ月間おこなっています。

 2回目の開催となった「桜サクプロジェクト」は、「みんなで咲かせよう!城郷の桜」をキャッチフレーズとしている(城郷小机ケアプラザ提供)

2回目の開催となった「桜サクプロジェクト」は、「みんなで咲かせよう!城郷の桜」をキャッチフレーズとしている(城郷小机ケアプラザ提供)

多世代にわたる人々が関わることで、「世代間交流、地域で活動する団体同士の絆(きずな)づくりを図る」ことを最大の目的としている同プロジェクト。

2020年秋から冬にかけてスタートした、家を模したキャンドルホルダーに、“キャンドル”を模したライトを点灯することで街を明るく照らす「キャンドルナイト」や、昨年(2021年)7月から8月に、コロナ終息への祈りをこめたというを折り展示する「城郷Ole(おーれ)プロジェクト」とともに、昨年の開催に続き実施されるものです。

プロジェクトへの参画者から集められた「桜」を、先週末3月12日(土)と13日(日)の2日間で、糸や両面テープを付けるといったアレンジを実施。

仕上げられた桜の装飾を、18日(金)ときのう19日(土)の2日間にわたり、共催者としてもプロジェクトに加わる城郷地区(小机町・鳥山町・岸根町)社会福祉協議会青少年指導員協議会民生委員児童委員協議会連合町内会、城郷地区お助け隊(ボランティア団体)、地域ケアプラザ地区センターの実行委員会メンバーらがおこなっていました。

小机駅前・横浜上麻生道路沿いの城南信金小机支店では3月18日に「桜」の装飾をおこなった(3月19日)

小机駅前・横浜上麻生道路沿いの城南信金小机支店では3月18日に「桜」の装飾をおこなった(3月19日)

きのう、JR小机駅の装飾をおこなっていた梶原啓嗣実行委員長は、「通勤・通学の際に小机駅の展示を見ることで、“元気”を持っていってもらい、帰宅する際には “ほっこり”した気持ちになってもらえれば」と、駅の改札内と外の2カ所に設置された桜の展示に込めた想いを語ります。

「キャンドルナイト」の草創期からプロジェクトにかかわる城郷小机地域ケアプラザの田中咲子さんは、「薄紙で作った桜は約2000個、参加した方は約200人にも及び、展示場所も昨年より増えました」と、初回開催となった昨年よりも輪が大きく広がったことを喜びます。

城郷地区の「世代を超えた」団体が協力。桜の木枠は、地元・大島表具店から愛宕(あたご)町内会が購入。灯籠の文字はケアプラザ貸館利用団体「藍(らん)の会」の皆さんによるものとのこと(城郷小机ケアプラザ提供)

城郷地区の「世代を超えた」団体が協力。桜の木枠は、地元・大島表具店から愛宕(あたご)町内会が購入。灯籠の文字はケアプラザ貸館利用団体「藍(らん)の会」の皆さんによるものとのこと(城郷小机ケアプラザ提供)

城郷地区で、一足早く、また1カ月超にわたり“桜の満開”を楽しめるこのプロジェクトの開催により、日産スタジアムなど城郷地区を訪れる人々にも、地域ぐるみでのチャレンジを色濃く伝える貴重な機会となりそうです。

【展示会場】※ いずれも小机町

  • JR小机駅
  • 城郷小机地域ケアプラザ(小机駅南口・徒歩約1分)
  • 城郷小机地区センター(小机駅南口・徒歩約1分)
  • 城南信用金庫 小机支店(小机駅南口・徒歩約2分)
  • 小机商店街協同組合 事務所(小机駅南口・徒歩約4分)

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【参考リンク】

しろさと絆プロジェクト公式サイト(同実行委員会)