2019年の年明けから港北区内でインフルエンザが猛威をふるっており、特に3連休明けの1月15日以降は区内の小中学校で学年閉鎖や学級閉鎖が相次ぎ、幼稚園や保育所などでも集団感染が目立っています。今週もその傾向は続いています。
横浜市教育委員会の集計によると、今月15日以降、今週の29日(火)までに、港北区内では、以下の市立小中学校で各3日間の学年閉鎖や学級閉鎖が行われました。
▼ 1月15日(火)~
- 綱島小学校(2クラス)
- 日吉南小学校
- 大曽根小学校
- 篠原西小学校(3クラス)
- 師岡小学校(2クラス)
- 矢上小学校(学年閉鎖)
- 日吉台中学校
▼ 1月16日(水)~
- 篠原西小学校
- 高田東小学校
- 小机小学校(2クラス)
- 日吉南小学校(2クラス)
▼ 1月21日(月)~
- 高田小学校
- 城郷小学校
- 綱島小学校
- 日吉南小学校(3クラス)
- 篠原西小学校(3クラス)
- 綱島東小学校
- 師岡小学校(2クラス)
- 高田東小学校
▼ 1月22日(火)~
- 日吉台小学校
- 新吉田小学校
- 駒林小学校(2クラス)
▼ 1月24日(木)~
- 綱島東小学校(学年閉鎖)
- 新吉田第二小学校
▼ 1月25日(金)~
- 日吉台小学校
- 大綱小学校
- 師岡小学校
- 太尾小学校
- 北綱島小学校
- 日吉台中学校
▼ 1月28日(月)~
- 日吉台小学校
- 高田小学校
- 篠原西小学校
- 師岡小学校(2クラス)
- 駒林小学校
- 太尾小学校
- 北綱島小学校
- 樽町中学校
- 高田中学校(1クラス+学年閉鎖)
▼ 1月29日(火)~
- 篠原小学校(2クラス)
複数のクラスで複数回の「学級閉鎖」が起きているだけでなく、学年の全クラスが閉鎖する「学年閉鎖」も目立っており、今週(28日~)に入ってからも各校で発生が続いています。(※)1月29日(火)分までの学級閉鎖状況が発表されましたので情報を追加し、記事文面を一部変更しました(1月30日16:30)
小中学校だけでなく、市健康福祉局によると、幼稚園や保育園での集団発生も報告されているといいます。今月14日から20日までの時点で0歳から4歳の患者は全体の17.6%に達しており、これは5歳から9歳の同27.9%に次ぐ割合となっています。
昨年(2018年)は比較的高熱が出づらいとされる「B型」の割合が6割以上見られましたが、今シーズンは20日までの時点で症状が激しいとされる「A型」が99.6%を占めているとのことです。
「インフルエンザの本格的な流行に入っており、正しい手洗い等の予防、咳が出る時のマスクの着用及び早期受診などの対策が重要です」(市健康福祉局)と呼びかけています。
【参考リンク】
・横浜市衛生研究所(インフルエンザ流行情報など)
・インフルエンザ様症状による臨時休業情報(横浜市教育委員会)