2019年も2月は港北区の魅力を伝える催しが多数行われます。鶴見川流域センター(小机駅徒歩約10分)では、来月(2018年2月)を「ふるさと港北魅力発見月間」と題し、港北区内で活動する地域団体の協力により、港北区と鶴見川に関するさまざまなイベントが企画されます。
2月中は毎日、港北区と鶴見川との関わりを示す貴重な資料として、大倉精神文化研究所が「鶴見川の下流・港北区の鶴見川の洪水」と題した展示を行うほか、港北ふるさとテレビ局による鶴見川流域をテーマにしたオリジナル作品も上映。
また、川舟を使った自然伝承活動を続ける鶴見川舟運復活プロジェクトによる舟運に関する展示や、区が毎年行うイベントの「港北水と緑の学校」の展示会(21日まで)、鶴見川を詠んだ沙羅短歌会による作品展示、小机城ジオラマ(9日から17日まで)など、区と鶴見川を学べる機会が設けられます。
短歌教室やコンサート、紙芝居、シンポジウムなど多彩な催し
週末のイベントでは、2日(土)に13時30分から沙羅短歌の会主宰者で東洋大学名誉教授の伊藤宏見さんによる短歌教室(要申込)をはじめ、3日(日)はNPO法人ハッピーマザーミュージック(大倉山)による「鶴見川の春をさがしてコンサート」(13時30分~14時15分)を開催。
翌週9日(土)には、おはなしキラキラぽっけ(小机町)による「港北の昔ばなし紙芝居」(14時~14時30分)、10日(日)は「流域の素材を使ってバードコールをつくろう!」(11時30分、14時からの各1時間、要申込)を企画。
3連休最終日となる11日(月・祝)は、「赤色立体地図で道灌の心を読み解き小机の防災を考えよう!」(13時30分~16時、要申込)とのテーマで、 小机城を攻め落とした太田道灌(どうかん)がどのように攻めたのかを4人の専門家が考えるシンポジウムが行われます。
翌週の16日(土)は港北ボランティアガイドが主催するウォーキングツアー「探険!大熊川 歴史と自然」(仲町台駅10時集合、参加費300円、要申込)が予定されているほか、鶴見川流域センターでは紙芝居による「よみきかせ 流域自然学習」(11時、14時の2回各30分)も開催。17日(日)には、「作ろう!広めよう!チョウのビオトープ」(10時30分から12時、要申込)と題して花壇づくりを実施します。
23日(土)には、親子で一緒に考える「ものしりクイズ」イベントを区内各地で行う港北ものしり協議会による「鶴見川流域 港北クイズめぐり」(13時~15時)が行われ、24日(日)は鶴見川を輪投げで知る「鶴見川流域わなげ」(11時、14時の2回各30分)が企画されています。
鶴見川流域センターの入場とイベントへの参加は無料ですが、一部イベントは事前申し込みが必要で、また、16日のウォーキングツアーは1人300円の参加費が必要となっています。
【参考リンク】
・2019年2月は「ふるさと港北魅力発見月間」(鶴見川流域ネットワーキング=TRネット)
・地域防災施設「鶴見川流域センター」公式ページ(京浜河川事務所)