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白バイが出動しての警備も見られました。港北警察署(港北署、大豆戸町)は、きのう(2021年)4月6日(火)ときょう4月7日(水)の午前、港北区内の横浜市立小学校26校で行われた入学式の開催にあわせ、学校周辺の警備やパトロールを行いました。

港北警察署からはパトカーや白バイも出動、港北区内に26校ある公立小学校で行われた入学式の警備とパトロールをおこなっていた(大豆戸小学校、9時30分頃)

港北警察署からはパトカーや白バイも出動、港北区内に26校ある公立小学校で行われた入学式の警備とパトロールをおこなっていた(大豆戸小学校、9時30分頃)

港北署にも近い大豆戸小学校(大豆戸町)では、10時の入学式の開始にあわせ、9時すぎ頃から家族連れで登校する姿が見られましたが、「今年は新型コロナウイルス感染症対策もあり、会場となる体育館に入れるのは家族1人までとなっています」と田副聡校長

それでも、「コロナ禍で身動きがとれなかった昨年度の反動か、今年は地域への転入者も多いようで、想定よりも10数人以上も多い4クラス111人もの新入生を迎えることになりました」と、新吉田小学校(新吉田東6)から新たに着任したばかりの萩原英里副校長らとともに、入学式に参加する児童や保護者らを出迎えていました。

大豆戸小学校では111人(4クラス)の児童を新たに迎え入れた

大豆戸小学校では111人(4クラス)の児童を新たに迎え入れた

この日入学式に参加した児童の保護者のうちの1人は、「登校時間帯などに車両通行禁止となっている道路で、車が入ってきてしまうケースも近くで多く見られます。信号機がない横断歩道もあるので心配です」と、特にルールを守らない違反者についての取り締まりを強化してもらいたいと語ります。

また別の保護者は、「背が高めな植え込みの木々や草花などで視界が遮(さえぎ)られ、背が低い子どもたちの存在に、車やバイクなどが気づくのが遅れてしまうケースも見受けられます」と、背丈も小さい子どもたちの目線で通学するエリア周辺のまちづくりや道路環境の整備を行っていくことの必要性を訴えていました。

体育館に入れた保護者は各家庭で1人までとなった。東急新横浜線の開業まで2年以内となり、今年度の入学児童は大きく増えたという

体育館に入れた保護者は各家庭で1人までとなった。東急新横浜線の開業まで2年以内となり、今年度の入学児童は大きく増えたという

白バイ隊員として7年間のキャリアを持つ港北署の小森大地さんは、「子どもたちには、“よくまわりを見て歩いて”と伝えたい。大人たちは、特に事故が多い交差点や横断歩道なども含め、常に先を見て、“人が飛び出してくるだろう”と、常に先に起こる事故のリスクを予測しながら、車やバイクなどを運転してもらえれば」と、“(する)だろう”という視点を常に持ち、車や二輪車などの運転を行うことの大切さを呼び掛けます。

港北区内では、今年度(2021年4月度)小学校1年生となる新入生の人数が3065人と、昨年度の2887人よりも178人も増えており、さらなる地域社会での交通安全や治安対策を呼び掛けていく必要がありそうです。

通学路には大型車両も通行することがあり、注意が必要(大豆戸小学校前、9時10分頃)

通学路には大型車両も通行することがあり、注意が必要(大豆戸小学校前、9時10分頃)

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【参考リンク】

神奈川県港北警察署のサイト

施設ガイド-小学校(横浜市港北区のサイト)