【レポート】小机の幼稚園にミニ電車やバス、マリノスケも集結――恒例となった「交通安全教室」が年々パワーアップしているといいます。
泉谷寺交差点や城郷中学校にも近い小机幼稚園(小机町、宗教法人泉谷寺)は、きのう(2022年)10月20日午前、横浜市交通局や横浜F・マリノスを招いての「交通安全教室」を開催。
園児約100人が、前半と後半の2班に分かれ、初となるゲスト・F・マリノス公式チアリーディングチーム「トリコロールマーメイズ」の2人やキャラクター「マリノスケ」によるパフォーマンスや体操を楽しんだ後、ミニ電車やミニバス運転、紙芝居を見ながらバスの乗り方や、バス下車時などの横断歩道の歩き方を学ぶ体験をおこなっていました。
「4歳児(年中)児童が、路線バスを使っての遠足の事前学習として、つながりがあった市交通局港北営業所の皆さんを招いた10数年前から教室がスタートしました」と久米真浩園長。
昨年(2021年)からは新たに市交通局新横浜駅も加わり、「前日から2日がかりで準備をおこなっています。前回はブルーラインの車両だったのですが、今年はグリーンラインを用意しました」と、新横浜管区の早川潤駅長は、トラックを使用して搬入したというミニ電車に歓声を上げて乗る園児たちの姿を笑顔で眺めます。
イベントの最後には、今回の企画をおこなった港北営業所の小尾文男所長があいさつ。
「きょう学んだ横断歩道を歩く時、車を確認する、あわてない、といったことを、大人になっても忘れないでください」と園児たちに呼び掛けていました。
市交通局のイメージキャラクター「はまりん」やマリノスケ、トリコロールマーメイズの来訪もあり、園児たちは大喜び。それぞれのコーナーでの体験で学び楽しみ、最後は園児が折り紙で作った「花型メダル」を贈呈し、イベントは終了。
将来の応援団、そして担い手でもある園児たちとの交流を深めることで、学びを得た園児や教職員ばかりでなく、市職員やF・マリノスの社員・スタッフにとっても、心に残る教室開催になったといえそうです。
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【参考リンク】
・小机幼稚園公式サイト(宗教法人泉谷寺)
・交通局 港北営業所(横浜市のサイト)
・新横浜駅(横浜市交通局)※来年3月から「鉄道5社局」が乗り入れる巨大ターミナル駅となる