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老朽化していた「小机交番」の建て替えが無事完了、“8カ月”ぶりの安心感が小机駅前に戻ってきました。

JR小机駅南口側の駐輪場隣り、横浜上麻生道路至近にある港北警察署「小机交番」(小机町)は、1974(昭和49)年12月から使用してきた建物が築50年近くなり老朽化。

1月27日(土)10時からの運用再開に至った「小机交番」はJR横浜線・小机駅ロータリー前にある

1月27日(土)10時からの運用再開に至った「小机交番」はJR横浜線・小机駅ロータリー前にある

1974年12月に建てられた以前の「小机交番」は老朽化していた(2021年12月)

1974年12月に建てられた以前の「小机交番」は老朽化していた(2021年12月)

昨年(2023年)5月29日に閉鎖、6月中旬から解体工事に着手し、その後、新しい建物の完成が当初予定より約1カ月半程度遅れたものの、無事に先週(2024年)1月27日(土)10時からの再開に至ったものです。

ワンボックスカーでの「移動交番車」を設置し交番業務を行っていた(2023年12月)

ワンボックスカーでの「移動交番車」を設置し交番業務を行っていた(2023年12月)

新しい交番の敷地面積は約99.2平方メートル(約30坪)、建坪は1階と2階が同じ広さとのことで合計約64.4平方メートル(約19.5坪)。

太陽光発電も一部導入、2階には女性警官が着任した際に壁面で区切ることができるスペースやファシリティを確保するといった、時代にあわせた設計を行っているといいます。

交番がない期間には、駅前にワンボックスカーでの「移動交番車」を設置し、通常業務を行っていたものの、常駐はしていなかったことから、今回の「交番の復活」には地域からの安堵の声が多く上がることになりそうです。

城郷地区連合町内会の牧会長ほか町内会長が新しい交番の建物の確認を行った(1月26日)

城郷地区連合町内会の牧会長ほか町内会長が新しい交番の建物の確認を行った(1月26日)

なお、交番の運用再開前日となる1月26日午前に、地元・城郷地区連合町内会の牧義一会長(小机土井町内会会長)をはじめとした町会長が招かれての現地建物の見学会を行っています。

同警察署の加藤秋人署長佐藤泰生(やすたか)地域第一課長、そして建て替え事業を担当した嶋川岳大地域担当次長らも立ち合い、「新たな船出」への意識を各会長と共有。「地域ぐるみ」での防犯意識を高める効果につながることが期待されます。

「小机交番」の建て替えに尽力した加藤署長、佐藤地域第一課長、嶋川地域担当次長(写真左より)。「1月27日と28日に一旦港北警察署に移した荷物を総出で戻します」(加藤署長)と語っていた

「小机交番」の建て替えに尽力した加藤署長、佐藤地域第一課長、嶋川地域担当次長(写真左より)。「1月27日と28日に一旦港北警察署に移した荷物を総出で戻します」(加藤署長)と語っていた

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<港北警察>日吉に55年ぶり「交番」が誕生、3/17(火)から“地域を守る”(横浜日吉新聞、2020年3月17日)※港北区内で15カ所となる「日吉東交番」(日吉5)新規開設の記事

応援フラッグで“歩行者守る”、マリノスチアと白バイ隊員が小机駅南口に初登場(2021年12月14日)※「小机交番」前に集結し交通安全キャンペーンを行った

【参考リンク】

小机交番の運用再開予定(神奈川県警港北警察署)