市内最多の約3200人を超える「新1年生」に、黄色いランドセルカバーが贈呈されました。
横浜市港北区(大豆戸町)が主体となる港北区交通安全対策協議会(会長:漆原順一港北区長)は、この春(2021年4月)に区内の横浜市立小学校26校に入学した児童にランドセルカバーを贈呈。
先週(2022年)4月7日(木)の午前におこなわれた横浜市立師岡小学校(師岡町、川村智子校長)での入学式のプログラム内で「ランドセルカバー贈呈式」がおこなわれました。
同小学校では、今年度の児童数が市内最多の1269人(4月7日現在)、新1年生も223人(対前年同日比25人増)となったこともあり、入学式を2回に分けて実施。
3クラスずつ児童を体育館に迎えおこなわれた入学式内で、「港北区安全安心大使」に任命されているプロサッカーチーム・横浜F・マリノス(横浜マリノス株式会社、新横浜2)のキャラクター・マリノスケと、公式チアリーティングチームのトリコロールマーメイズのメンバー2人が登場、ランドセルカバーを各回の新入生代表に贈呈していました。
今回のランドセルカバーの費用は、港北区の交通安全活動を行う一般財団法人港北交通安全協会(大豆戸町、嶋村公代表理事)が負担しています。
贈呈後にあいさつした港北警察署(大豆戸町)交通課の栗田幸夫係長は、「黄色い色は車の運転手がよく見やすい色になっています」と、ランドセルカバーをつけることによる事故防止を呼び掛けます。
マリノスケらとともに同校を訪問したマリノスケらと同校に来訪した一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(新横浜2)の牧野内隆課長は、同法人の個人賛助会員による賛助金で制作したというF・マリノスオリジナルの「反射シール」も新1年生に配布。
「昨年(2021年)、神奈川県が交通事故死亡者数全国ワースト1を記録してしまったことを受けて、初めて交通事故から子どもたちの身を守るためにと制作しました」とその経緯を説明します。
牧野内さんは、「今年も、港北区内各校での『はまっ子交通あんぜん教室』など、区内をはじめとした地域の皆様と連携して様々な活動をおこなっていきたい」と、その決意を新たに、新1年生や保護者らに熱きエールを送ります。
この日参加した同小学校の横溝和宏PTA会長は、「免許証の更新時などにお世話になる港北交通安全協会の皆様によりランドセルカバーが贈呈されていることを地域の皆様にも知ってもらえれば」と、地域ぐるみでの交通安全意識を高める必要性や、地域の交通ボランティアなどによる活動についても感謝の意を表していました。
ランドセルカバーと反射シールはすでに各校に配布されているとのことで、市内最多の3235人もの新1年生が、地域ぐるみで「守られる」一助となるようにと祈るばかりです。
【関連記事】
・区内26小学校の新学期見守る、市内最多1260人超の師岡小に県警白バイ隊も出動(横浜日吉新聞、2022年4月8日)
・東急菊名駅で春の「交通安全」呼び掛け、横断歩道や自転車の事故増、2月に死亡事故も(2022年4月7日)
・マリノスケが2年ぶりに新1年生を祝福、市内最多3千人にランドセルカバー(横浜日吉新聞、2021年4月13日)※昨年度(新吉田小学校)の記事。ランドセルカバー贈呈の経緯など
【参考リンク】
・マリノスケから港北区の新一年生の皆さんへ!マリノスケ、トリコロールマーメイズからランドセルカバーを贈呈。今年はオリジナル反射シールも!(一般社団法人F・マリノススポーツクラブ)