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横浜市交通局は、市営地下鉄の開業50周年を記念し、来週(2022年)12月17日(土)は地下鉄の全線(ブルーライン・グリーンライン)で小学生(小児)を無料とする「こども無料デー」を行います。

横浜市内の地下鉄は50年前の1972(昭和47)年12月16日に始まった(市営交通の100年「横浜市営交通の歴史」のページより)

市営地下鉄は、路面電車を廃止すると同時に誕生したもので、今から半世紀前の1972(昭和47)年12月16日に伊勢佐木長者町(いせざきちょうじゃまち)駅(中区)と上大岡駅(港南区)の間で開業したのが最初でした。

それからちょうど50年を迎えることになり、「目に見える形で、これまでの感謝の気持ちを表したかった」(市交通局)として、開業日に近い来週12月17日(土)に「こども無料デー」を設けることになったといいます。

2022年12月17日(土)に地下鉄各駅で配布される「小児1日乗車券」、特設ページのPDF印刷や画像表示でも利用可能(横浜市営地下鉄「開業50周年」のページより)

当日は各駅で小学生を対象に無料1日乗車券を配布するほか、特設ページ内に掲載されている無料1日乗車券を印刷またはスマートフォン上に表示する形でも利用が可能とのことです。

市交通局がこうした形で一律に無料日を設けるのは「地下鉄ではこれまで記録にない」(同)といい、きわめてめずらしい“記念日キャンペーン”となりそうです。

なお、港北区内に市営地下鉄が乗り入れたのは、約38年前の1985(昭和60)年3月のことで、横浜駅から新横浜駅への延伸時に区内へ初めて乗り入れ、新横浜駅とともに岸根公園駅も開業しています。

1993(平成5)年3月になると、新横浜駅からあざみ野駅(青葉区)へ延伸する際に北新横浜駅(※1999年まで「新横浜北駅」)と新羽駅が誕生。

さらに15年後の2008(平成20年)年3月には区の北部エリアに「グリーンライン」(日吉駅~中山駅)が開業し、日吉(地下鉄)、日吉本町高田の3駅が新設され、市営地下鉄は区内に7駅を置くことになりました。

また、1996(平成8)年から北新横浜駅近くには「新羽車両基地」が設けられており、ブルーライン運行の重要拠点となっています。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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横浜市交通局が100周年、記念サイト開設や電車ヘッドマークの掲出も(2021年3月8日、昨年は交通局が発足100周年だった)

・【4年半以上前の記事】<グリーンライン10周年記念>港北区民など限定で小学生向け「体験イベント」(横浜日吉新聞、2018年2月1日、グリーンラインは来年3月に15周年)

【参考リンク】

2022年12月17日(土)市営地下鉄開業50周年記念「こども無料デー」(横浜市交通局、※一日乗車券の表示・印刷用画像も)

横浜市営地下鉄 開業50周年の特設ページ(横浜市交通局)