横浜市交通局は、来月(2021年)6月26日(土)に小幅なダイヤ改正を行い、地下鉄ブルーラインでは平日の横浜方面行の終電時刻と行先を変えることで、終電後に実施する保守管理の時間を確保。これにともない、あざみ野やセンター北・南、新羽、北新横浜などの各駅から新横浜駅への終電時刻が27分早まります。
今回の改正では、あざみ野発の最終電車となる0時49分発の「新横浜行」を「新羽行」に短縮し、出発時刻を2分繰り上げ。これにより、現在は最終電車となっている新羽1時2分発、北新横浜1時4分発の「新横浜行」の運転が無くなります。
市交通局によると、最終電車が新横浜行の場合は、保線用の車両を避けるため、同駅の留置線に移動させて翌朝まで列車を止めておく必要がある一方、新羽行だとそのまま真ん中の2・3番線ホームに置いておけることから、保守作業に使える時間が10分程度増えるといいます。
一方、今回の改正では新型コロナウイルス禍の影響により、早い時間帯の帰宅客が増えていることから、21時と22時台の運転本数を上下1本ずつの増発を行う予定です。
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・<グリーンライン改正>日吉発の平日終電を2分繰り上げ、センター北行に(横浜日吉新聞、2021年5月21日)
【参考リンク】
・令和3年6月26日(土曜日)市営地下鉄の運行ダイヤを改正します(横浜市交通局、2021年5月20日)