篠原台町など横浜市内11カ所の「市有地」が売却されます。
横浜市財政局は2022年度の2回目となる市有地の公募売却を今月(2022年)10月31日から行うにあたり、物件の詳細をこのほど公開しました。
これらの土地は代替地などの形で市が保有しているもので、滞納処分として市が差し押さえたものではないといいます。
今回売却される土地11カ所のうち北部では港北区と都筑区が1カ所、緑区は2カ所あり、物件ごとに設定された最低入札価格は148万円から1億2101万円で、それ以上の最高額で入札した法人・個人が落札となります。
唯一となる港北区の物件が篠原台町の宅地(約193平方メートル)で、東急東横線の白楽駅から徒歩約12分、仲手原2丁目に近接した丘の上にある住宅街(篠原台町33番)に位置。
少なくとも60年以上にわたって横浜市が所有し、土地の形状が不整形ということもあるのか長年にわたって空地となっていました。最低価格は4984万円に設定されています。
このほか、市内北部では都筑区大棚町の「勝田バス停」すぐの雑種地(約103平方メートル、最低売却価格584万円)や、JR横浜線沿線の緑区北八朔町と緑区十日市場町の宅地が売却対象となっています。
入札の申込は10月31日(月)から11月14日(月)まで受け付け、12月8日(木)に開札される予定です。
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【参考リンク】
・市有地公募売却「令和4年度第2回一般競争入札」について(横浜市財政局)