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どちらも横浜が発祥に関わっています。今月(2022年)10月14日(金)に「鉄道の日」、17日(月)に「近代水道創設記念日」を迎えるにあたり、桜木町駅から鉄道と水道にゆかりのある場所を巡るウォークラリーイベントを14日(金)から4日間にわたって行われます。

2022年10月14日(金)~17日(月)に開かれるウォークラリー「横濱モダンヒストリー」の台紙

横浜市水道局によるウォークラリー「横濱モダンヒストリー」は、桜木町駅を起点に「野毛山公園」(西区老松町)など、鉄道と水道ゆかりの3カ所をめぐってスタンプを集める内容で、各日とも11時から16時まで開催。

日本の鉄道は今から150年前の1872(明治5)年10月14日に新橋駅(のちの汐留駅)から横浜駅(現桜木町駅)間で開業したのが始まりで、桜木町駅は、新橋駅などとともに“発祥の地”となります。

一方、湧き水や井戸ではなく、ろ過や鉄管の送水設備などのシステムを築いた「近代水道」は135年前の1887(明治20)年10月17日、相模川(相模原市緑区付近)から送られた水の貯水場を野毛山に設けて横浜市内へ配水したことが始まりでした。

桜木町駅と野毛山公園の3カ所をめぐる(台紙より)

ウォークラリーでは、近代水道発祥の地である野毛山公園の展望台をはじめ、桜木町駅直結の商業施設で鉄道に関する展示が行われている「CIAL(シァル)桜木町ANNEX(アネックス)」(旧横濱鉄道歴史展示)にスタンプを設置。

加えて、期間中はイベントが催される桜木町駅北改札西口(東横線跡地)にもスタンプが置かれ、計3カ所をめぐるルートが設定されています。

先着800人にペットボトル水「はまっ子どうしThe Water」の配布も(同)

スタンプ台紙の配布はスタンプ設置の3カ所で行われ、参加者先着800人に横浜水道局オリジナルのペットボトル水「はまっ子どうしThe Water」が配布されるほか、3カ所のスタンプを集めると桜木町駅北改札西口で先着800人に水道局オリジナルトートバッグのプレゼントも用意されているとのこと。

なお、2003(平成15)年に製造と販売が始まった「はまっ子どうしThe Water」はすでに製造中止が決まっており、在庫限りで入手ができなくなるだけに最後に味わえる機会になりそう。

桜木町駅を起点に日本の近代化を支えた重要なインフラ発祥の地をめぐり、歴史を振り返ってみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

10月の横浜駅は「鉄道150年」お祝いムード、16日(日)まで企画多数(横浜日吉新聞、2022年9月30日、横浜駅でも鉄道関連イベントを開催)

【参考リンク】

2022年10月14日(金)~17日(月)「水道局×CIAL桜木町 水道と鉄道の歴史を巡るウォークラリー『横濱モダンヒストリー』を開催します」(横浜市水道局)

横浜水道の歴史(「横浜水道130年史」などを公開)