新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

若い人でも発症する可能性がある「認知症」。その“イメージを変える”ためのイベントが、今年も企画されています。

今秋(2021年)9月24日(金)と10月29日(金)、11月19日(金)の3日間、港北図書館で行われる「認知症のイメージを変える図書館のつどい」の案内チラシ(大豆戸地域ケアプラザ提供)

今秋(2021年)9月24日(金)と10月29日(金)、11月19日(金)の3日間、港北図書館で行われる「認知症のイメージを変える図書館のつどい」の案内チラシ(大豆戸地域ケアプラザ提供)

横浜市が運営する在宅介護支援と交流施設「大豆戸地域ケアプラザ」(大豆戸町・社会福祉法人横浜市福祉サービス協会運営)と横浜市港北図書館(菊名6)などは、恒例となったイベント「認知症のイメージを変える図書館のつどい」を、今秋(2021年)9月24日と10月29日、11月19日のいずれも金曜日の3日間、各日13時30分から15時30分まで実施します。

2018(平成30)年度から毎年開催されてきた「図書館のつどい」イベントでは、認知症への理解を、ケアプラザや図書館を核にし「地域ぐるみ」で深め、学び合う場としての企画が行われてきました。

第4回目となる今年の開催は、「認知症サポーター養成講座の『その先』を学びたい方へ」というサブ・タイトルに指定。

「初日(1日目)」となる9月24日には、「イメージを新たにする学び」というテーマでイベントを開催します。

1日目は、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成する(厚生労働省のサイトから引用)「認知症サポーター養成講座」の内容を詳しく紹介するという内容を設定。

会場となる港北図書館。1回目の開催はオンライン参加のみの募集となった

会場となる港北図書館。1回目の開催はオンライン参加のみの募集となった

2日目となる10月29日には、「不安を越えて」というテーマのもと、認知症の書籍を紹介しながら、認知症の理解をより深める内容をプランニング中とのこと。

最終日(3日目)となる11月19日には、働き盛りの39歳という年齢で「若年性認知症」と診断された経験を持つ宮城県出身丹野智文さんをゲストスピーカーとして招へい。「ともによりよく生きる社会へ」をテーマにトークを展開する予定です。

会場はいずれも港北図書館となりますが、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発出中のため、初日(1日目)はオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」でのみ開催。

港北図書館の1階(階段下)には「本で認知症に触れる」特集コーナーも設置された(港北図書館提供)

港北図書館の1階(階段下)には「本で認知症に触れる」特集コーナーも設置された(港北図書館提供)

2日目と3日目は、各回先着15人までの図書館での「リアル」での参加も想定していますが、感染症拡大の状況によっては、Zoomでの配信のみに切り替える予定とのことです。

今回の企画を中心的に行う同ケアプラザの社会福祉士・西本晶子さんは、「認知症には個人差があり、症状によって異なりますが、全ての人が“身の回りのことができなくなり、介護施設に入る”というわけではないということを知ってほしい」と、そのイメージを“大きく変える”イベントになるようにと企画に奔走しています。

同図書館に今年4月に着任した高安宏昌館長は、「会場が同ケアプラザではなく、当図書館で実施することで、来館層も異なることもあり、“認知症”理解の輪がより大きく広がることを期待しています」と、9月が認知症理解を広げる「世界アルツハイマー月間」であることから、1階の階段下には「本で認知症に触れる」特集コーナーも設置し、地域ぐるみでの認知症理解を後押しします。

「認知症のイメージを変える図書館のつどい」案内チラシの裏面に申込方法などの詳細が記載されている(大豆戸地域ケアプラザ提供)

「認知症のイメージを変える図書館のつどい」案内チラシの裏面に申込方法などの詳細が記載されている(大豆戸地域ケアプラザ提供)

昨年(2020年)開催時に、Zoomでのサテライト会場の一つとして参加した「街カフェ大倉山ミエル」(大倉山4)の鈴木智香子さんは、「認知症の方も参加いただけるシニアの交流の場『おでかけミエル』を、週2回、当カフェで開催していますが、まだまだ世間では認知症への理解が進んでいないと感じます」と、今後の“認知症理解”の社会への浸透の必要性を訴えます。

今年も、大倉山ミエルほか、区内複数会場からのサテライト参加も企画が進んでいるとのことで、「丹野さんの登壇も広く話題になっていることから、全国各地からの参加希望も既に受け付けています。ぜひご参加ください」と、西本さんは、認知症理解の輪を広げていくための、若年層を含めた“多世代の参加”を広く呼び掛けています。

なお、申し込み締め切りは各開催日の前日まで、参加費は無料申し込み・詳細は同ケアプラザまで。

【関連記事】

認知症のイメージ変える「書評コンテスト」、初のオンライン開催でプレゼン参加者募集(2021年2月3日)※昨年は「コロナ禍」を受け、「書評コンテスト(ビブリオバトル)」形式で開催した

新羽のまちを“オレンジ”でつなぐ、9月の「認知症」月間に4つの企画(2021年8月30日)

<港北図書館>3カ月超の苦難を経て「再開」、座席半減も館内で閲覧可能に(2020年6月29日)※青木邦男館長時代の記事

【参考リンク】

『認知症のイメージを変える図書館のつどい』の開催について(横浜市大豆戸地域ケアプラザのサイト~社会福祉法人横浜市福祉サービス協会)※問い合わせ・申し込み先

港北図書館公式サイト(横浜市)