新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

法人サポーター会員による提供記事です】横浜F・マリノスのアカデミー(育成組織)に所属する選手たちが、「環境問題」を学ぶプログラムに挑戦。アプリを使用した清掃活動にもチャレンジしました。

横浜F・マリノスユースに所属する選手13人が環境問題を学ぶRethink PROJECT(リシンクプロジェクト)・株式会社ピリカによる「特別授業」が初めて行われた(8月20日)

横浜F・マリノスユースに所属する選手13人が環境問題を学ぶRethink PROJECT(リシンクプロジェクト)・株式会社ピリカによる「特別授業」が初めて行われた(8月20日)

一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(新横浜2、宮本功代表理事)は、先月(2021年)8月20日、横浜F・マリノスの高校生年代の育成組織「横浜F・マリノスユース」に所属する13人が環境問題を学ぶ「特別授業」を実施。

海洋プラスチックごみなどの現状についての講義を座学で受講した後、新横浜の街での清掃活動にもチャレンジするなど、世界で活躍することを目指す選手たちが、「サステナブルな地域社会の実現」をリアルに学ぶ時間を過ごしました。

アカデミーの選手たちが使用するごみ拾いを行うオリジナルのトング、軍手と袋はRethink PROJECT(リシンクプロジェクト)が提供

アカデミーの選手たちが使用するごみ拾いを行うオリジナルのトング、軍手と袋はRethink PROJECT(リシンクプロジェクト)が提供

この取り組みは、日本たばこ産業株式会社(略称:JT)が、地域社会の課題解決のため展開する「Rethink PROJECT(リシンクプロジェクト)」の一環として、同クラブと昨年(2020年)12月に「サステナブル ホームタウンRethinkパートナー」契約を締結したことから、今回の企画に至ったとのこと。

既にJTと様々な環境保全の取り組みを協働している株式会社ピリカ(東京都渋谷区)の小嶌(こじま)不二夫社長を講師に招き、「海洋プラスチック問題とサッカー」をテーマにまずは座学での勉強会を約1時間実施。

株式会社ピリカ創業者の小嶌社長がごみ拾いの方法を説明。世界各国を周り「地球のごみ問題」を解決すべく事業を立ち上げたという

株式会社ピリカ創業者の小嶌社長がごみ拾いの方法を説明。世界各国を周り「地球のごみ問題」を解決すべく事業を立ち上げたという

世界で陸地から海に流れ出る「海洋プラスチック」の一つに、サッカー場をはじめとしたスポーツ施設などから流出している人工芝なども含まれると説明すると、アカデミーの選手たちは驚きの表情を浮かべていました。

京都大学大学院でエネルギー科学を学んでいたという小嶌さんは、大学院を休学し、訪れた全ての国々で目の当たりにした「ごみの自然界流出問題」に衝撃を受け、2011(平成23)年11月に株式会社ピリカを創業。

現在、世界108カ国で利用されているというごみ拾いSNS「ピリカ」を開発した小嶌さんとともに、選手たちや同クラブのスタッフ、JT社員が、新横浜の街を舞台に、4つのグループに分かれて、ごみ拾い活動とピリカのアプリへの投稿を行いました。

大きなビニール傘が投げ捨てられていた

大きなビニール傘が投げ捨てられていた

今回の企画を担当した同クラブの担当者は、「今回の企画は5月頃から準備をしてきました。世界を目指すアカデミーの選手たちにとって、持続可能な開発目標を掲げたSDGs(エスディージーズ)に当事者意識をもって向き合うきっかけとなるばかりでなく、スポーツによるサステナブルな社会実現にチャレンジするフィールドワークになったのでは」と、初めて実現したリアルな“学び”の意義を説明します。

F・マリノススポーツクラブと株式会社ピリカをつなぎ、今回も選手たちとともに清掃活動に参加したJTの担当者は、「ピリカの皆さんとの環境保全に向けた取り組みは数年来おこなってきましたが、F・マリノスの未来を担うアカデミーの選手の皆さんと、よりよい地域社会を作るための学びと、その実践の場を持てたことが嬉しい。日本の最先端の試みとして、この輪を広げていけたら」との想いを語っていました。

新横浜の公園では屋外での「宴会」の残骸も

新横浜の公園では屋外での「宴会」の残骸も

約20人で約1時間にわたり集めたごみは、合計約10キログラムもの量に。拾ったごみの成果を写真で「ピリカ」のアプリに掲載すると、既にSNSに参加している利用者から「たくさん拾ってくれてありがとう」「こんなにすごい」といった感謝や激励の声が次々と届いていました。

同クラブでは、ジュニアユース(中学生)やプライマリー(小学生)に所属する選手にも、オンラインなどで今回の「学びの成果」について配信・共有し、これからも継続的に「SDGs」を学び実践するチャレンジを継続していく考えです。

ごみ拾いSNS「ピリカ」のアプリにごみ拾いの成果を投稿すると「ありがとう」といった感謝のメッセージが他のSNS利用者から届いていた

ごみ拾いSNS「ピリカ」のアプリにごみ拾いの成果を投稿すると「ありがとう」といった感謝のメッセージが他のSNS利用者から届いていた

※ 記事の掲載内容については、直接「日本たばこ産業株式会社 神奈川支社横浜第三支店」にお問い合わせください。

【関連記事】

[PR]JTが横浜市と真夏の清掃活動、新横浜に「臨時喫煙所」設置も(2021年8月26日)

[PR]JTが新横浜でも使える「喫煙所MAP」を展開、分煙相談にも対応中(2021年8月16日)

[PR]JTが“コロナ禍”に負けない「分煙コンサルティング」、綱島駅前やトレッサでも(横浜日吉新聞、2021年10月28日)※リンク追記

[PR]ごみ拾いで「ありがとう」をシェア、日吉駅前の美化活動を市やJTが応援(横浜日吉新聞、2021年12月27日)※リンク追記

【参考リンク】

「一般社団法人F・マリノススポーツクラブ」Rethink PROJECTとサステナブル ホームタウンRethinkパートナー契約締結に関するお知らせ(一般社団法人F・マリノススポーツクラブ)

Rethink PROJECT(リシンクプロジェクト)

法人サポーター会員:日本たばこ産業株式会社~神奈川支社 横浜第三支店 提供)