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来週(2024年)1月24日(水)から受付が始まり、2月14日(水)に学力試験が行われる神奈川県内の公立高校(県立・市立)入試では、2024年から初めてインターネットによる出願システムが導入され、従来の入学願書を郵送する形での出願はできなくなりました。

2024年2月の入学試験で初めて導入された「インターネット出願システム」の案内チラシ(神奈川県の公立高等学校入学者選抜案内ページより)

志願者のデータ処理などを省力化する目的から県と市立高校を運営する横浜・川崎・横須賀の3市が共同導入したもので、志願者はスマートフォンやパソコンでのインターネット環境と、メールアドレスを使ってアカウントの作成が必要となっています。

アカウントの作成や出願に際しては、志願者が通う中学校の学級担任や校長がデータをチェックしたうえで、志望する高校に志願情報が送られるシステムとなりました。

今年1月4日の出願システム稼働後、志願者がメールアドレスを登録する際に米グーグルの「Gメール(Gmail)」を使った場合、出願システムからのメールが受信できないトラブルが発生しており、1月18日までに解消ができていない状況。そのため県などは「@gmail.com」以外のメールアドレスを登録するよう呼びかけています。

「インターネット出願システム」のマニュアルも公開されている(神奈川県公立高等学校「入学者選抜インターネット出願システム」より)

出願システムでの出願後、受検料はクレジットカードやコンビニ払いなどで納付する形となり、受験票は各自で印刷が必要。

出願後の志願変更もサイト上から可能で、合否もサイト上で発表されるとのことです。

なお、今年度は移行期のため、3月以降に行われる二次募集や定通分割選抜などでは、昨年と同様に紙で願書を提出する形で残りました。

【参考リンク】

神奈川県公立高等学校入学者選抜について(総合ページ)

神奈川県公立高等学校「入学者選抜インターネット出願システム」(上部にPDFで操作説明書を公開中)