新横浜駅の開業60周年を祝いたい――第30回の開催となる「新横浜パフォーマンス」とともに、街の節目を“地域ぐるみ”で盛り上げます。
新横浜地区で地域まちづくりを行う新横浜町内会(金子清隆会長)は、今週(2024年)1月17日(水)夜、恒例となった「新春賀詞・情報交換会」を新横浜プリンスホテル(新横浜3)で開催。
漆原順一港北区長が来賓を代表してあいさつ。「今年1年、明るい港北区、新横浜にしていきたい。つながりをつくっていくことが大切。防災にもつながっていくと思うので、つながりを大切にし新横浜を盛り上げていきたい」と語っていた
新型コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となった前年(2013年)よりも30人ほど多い130人が参加し会を盛り上げました。
特に、1964(昭和39)年10月に開業した東海道新幹線と新横浜駅が今年10月に開業60周年を迎えること、また新横浜町内会などが主催する大型イベント「新横浜パフォーマンス」が30回記念の開催を迎える1年が幕開けしたこともあり、多くの登壇者・来場者が“地域ぐるみ”で新横浜の街を盛り上げたいとの想いを語っていました。
以下、開催当日の様子を写真でレポートします。
伊東厚彦副会長が司会を担当。冒頭部で年明けの震災への見舞いの言葉を語り、会がスタートしました
金子会長もお正月の震災に触れ、「現場で働いている方には御礼申し上げたい」と語った後、「情報交換会ということでちょっと(一般の)賀詞交換会とは趣が違う」とあいさつ。1年間を振り返り、新たな1年に向けての想いを熱く語っていました
扶桑電機株式会社(新横浜2)社長で慶應高校(塾高)野球部出身の慶應義塾大学元野球部監督・鬼嶋一司さんを壇上に迎え入れ、甲子園全国制覇の喜びを改めて振り返り共有しました
横浜F・マリノスが「あとちょっとで優勝を逃したことが残念。今年はよろしくお願いします」との激励を中山昭宏社長に送っていました
漆原港北区長は能登半島地震について横浜市から300人以上の職員を派遣し石川県志賀町に区役所からも1名派遣、罹災証明の手伝いを行っている旨報告。保健師の派遣なども行っていくと状況を説明していました
町内会顧問で鈴木馨祐(けいすけ)衆議院議員が「能登半島の復興に向けて力を合わせていきたい。リニアが開通すると人の流れが変わることもあるのでここ数年が一番大事」と語っていました
横浜アリーナの関洋二社長は「かつての300日程度の契約、催事は200日程度と新横浜に多くの方々を迎えることができています」とコロナ禍から復活し「にぎわい」をもたらしていると語り、「二十歳のつどい」、「大相撲春巡業」そして「ふるさと港北ふれあいまつり」への会場提供による社会貢献についての説明を行っていました
歓談タイムでは昨年(2023年)6月から就任した町内会顧問でJR東海・新横浜駅長の柴田裕子さん(左)の姿も
岸根町にある株式会社メモワールソシア21(Socia21)支配人の上野史裕さんが初めて参加とのことで早々に檀上に招かれていました
城南信用金庫新横浜支店・石原崇広支店長が12階建てビルの新店舗を建て替え中、アリーナ通りの「WISE NEXT新横浜」ビル2階に移転していることを報告していました
横浜信用金庫新横浜支店の出口条支店長は、同信金が昨年7月に100周年を盛大に迎えることができたと語っていました
横浜アリーナの寺田秀治さんと大和綾さんは「誰でも楽しむことができる」大相撲アリーナ場所のアピールを行っていました
港北警察署生活安全課の笠原真悟さんは84件の特殊詐欺被害について報告。2023年は県下ワースト2位の発生件数ということで「港北区内は狙われている。20代が被害にあうことも。パソコンなどでのウイルス被害を語った詐欺もある」と注意喚起を行っていました
篠原八幡神社の水谷聖史さんも壇上に招かれてあいさつ。総代の金子会長、伊東副会長と一緒に神社について熱く語っていました
花と緑のまちづくりを行う「新横浜ストリートマネジメント委員会」の鬼嶋一平さん(中央)、岩岡卓志さん(右から5人目)らメンバーが、来月2月中に「YOUテレビ」に登場することを報告。協賛も募集していることをアピールしていました
マンション部長・井手口敬輔さんからは、新横浜町内会、新横浜自治会、アデニウム新横浜自治会の3町内会合同で開催する「お餅つき大会」についてのアピールも行われていました
いよいよ30回目の開催となる「新横浜パフォーマンス」初代実行委員長の鬼嶋一司さんも改めて壇上に招かれてあいさつ。「企業文化祭」が原点だったといい、今年は「30回を振り返るためにも歴代の実行委員長が登場するシーン」も作り出す構想もあるとのこと
1991年の第1回からプロデュースを行い、過去29回の「新横浜パフォーマンス」の開催を支えてきた創コミュニケーションズカンパニーの齋藤敦社長も登壇。若手のメンバーが加わり活気があること、また「彼らの力があって全てがつくられている。ラーメン博物館も30周年。新横浜が全国に知れ渡るように活動を行っていきたい」との意気込みも語っていました
2023年の実行委員長・田原雅浩さんが「今年も頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」と力強くあいさつし大きな拍手を受けていました
後半の司会も担当した横溝一則副会長(最左)、尾島光夫副会長(右から2人目)も登壇、尾島さんが「楽しい会ということでよかったでしょうか」と投げかけると大きな拍手が上がっていました
「故郷が富山なものですから、新年から落ち込んでいる。それでも元気な一年に」と尾島副会長が最後の締めを行いました。また、来年も、この場所で
【関連記事】
・何もなかった街「新横浜」変貌の軌跡、駅開業から60年の思い出を語る(2024年1月12日)
・新横浜の「花と緑のまちづくり」を記念番組で紹介、“街で育てているもの”とは(2024年1月11日)※YOUテレビで「新横浜ストリートマネジメント委員会」の活動も取り扱う番組を2月中に放送予定
・驚き連続の「新横浜パフォーマンス2023」、前年上回る来場者と盛り上がり(2023年10月30日)
【参考リンク】
・新横浜町内会のサイト
・菊名地区連合町内会の紹介(港北区連合町内会)※地区の各会長が招かれた
・新横浜パフォーマンス公式サイト(新横浜町内会・同実行委員会)
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