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115年の歴史を感じる機会になりそうです。

JR東日本横浜支社は、横浜線の開業115周年を記念し、横浜線を走る1編成の列車オリジナルヘッドマークの掲出をきょう(2023年)9月25日から始めます。期間は来年(2024年)3月下旬までを予定。

115周年を記念したヘッドマークは1編成にのみ掲出され、デザインは社員が考案したという(JR横浜支社のニュースリリースより)

横浜線は生糸(シルク)の産地だった甲信エリアから八王子を経由して横浜港へを運ぶことを主な目的に「横浜鉄道」として1908(明治41)年9月に開業し、その後に国有化され、1987(昭和62)年の国鉄民営化によってJR東日本が運営する路線となりました。

港北区内では開業当初から小机駅が設けられたほか、開業18年後の1926(大正15)年には東急電鉄(東京横浜電鉄)と接続する菊名駅を新設。1964(昭和39)年に東海道新幹線が開業するとともに新横浜駅が設けられています。

小机城址の「城山」をバックに走る横浜線(2023年9月)

記念ヘッドマークを付けた車両に会った際には、港北区でもっとも古い鉄道路線として、1世紀を軽く超える歩みを思い返す好機となるかもしれません。

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・【110周年時の記事】<横浜線が110周年>9/23(日)に小机駅で記念イベント、ヘッドマーク掲出電車も(2018年7月30日、110周年の時もさまざまなイベントが行われた)

半世紀ぶり制作中の「東急100年史」、2004年分まで社史を先行公開(横浜日吉新聞、2023年1月10日、東急は昨年100周年だった)

【参考リンク】

横浜線開業115周年記念 オリジナルヘッドマークを付けた電車を運行しますPDF、JR東日本横浜支社)