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東急電鉄は、新横浜線(相鉄・東急直通線)の開業にともなうダイヤ改正を来月(2023年)3月18日(土)に実施し、菊名駅では平日の渋谷方面行の始発列車が大幅に削減され、大倉山駅では列車本数が10%以上減少。妙蓮寺駅では大きな変更はみられません。

ダイヤ改正後は「菊名行」の列車がほぼ見られなくなる(イメージ、菊名駅)

昨年(2022年)のダイヤ改正では、新型コロナウイルス禍による乗客減を理由に日中の菊名始発が減らされており、朝と夕方のラッシュ時を中心に残っていた菊名始発についても今回の改正で大幅に削減されました。

菊名駅の渋谷方面行(平日)では、菊名を始発とする各駅停車が大幅に減らされ、5時台の3本(うち1本は急行)と6時台の2本、7時台の1本を除いて始発がなくなり、1日全体で見ると運転本数は約13%減となっています。

【菊名駅】3月18日ダイヤ改正後の渋谷方面行「時刻表」(東急電鉄公式サイトより)

なお、横浜・みなとみらい方面行(平日)の列車については改正前と同じ本数を維持していました。

大倉山駅では、菊名始発の各駅停車が減ったことにより、渋谷方面行(平日)の7時から9時台と18時から21時代を中心に列車が削減となり、1日全体では16%ほど運転本数が減少。

【大倉山駅】3月18日ダイヤ改正後の渋谷方面行「時刻表」(同)

横浜・みなとみらい方面行(平日)の列車も「菊名行」がほぼなくなることで、14%ほど減ることになります。

一方、新横浜線開業の影響を受けづらい妙蓮寺駅では、平日に1日上下各2本ほど列車が減少となりますが、菊名や大倉山のように大きな変化は見られませんでした。

【妙蓮寺駅】3月18日ダイヤ改正後の渋谷方面行「時刻表」(同)

【関連記事】

<東急新横浜駅>目黒・渋谷方面へ「急行」中心のダイヤ、平日朝に多くの始発(2023年2月18日、新横浜線について)

<東急ダイヤ改正>菊名始発は平日12本減、大倉山の渋谷方面も昼間に減便(2022年3月9日、前年から削減は始まっていた)

【参考リンク】

・【改正後】菊名駅「日吉・渋谷・目黒方面」の時刻表(平日・土・休日/方面の切り替え可能)

・【改正後】大倉山駅「日吉・渋谷・目黒方面」の時刻表(平日・土・休日/方面の切り替え可能)

・【改正後】妙蓮寺駅「日吉・渋谷・目黒方面」の時刻表(平日・土・休日/方面の切り替え可能)

・【改正後】3月18日(土)以降の東急線「各駅時刻表」(PDF形式で閲覧可能)