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昼間の東急新横浜駅から東京都心部へのアクセス環境が向上しそうです。

東急電鉄は今年(2024年)3月16日(土)に行うダイヤ改正の概要をきのう1月10日に発表し、東急新横浜線(新横浜~日吉)では日中時間帯に増発を行い、現在の1時間あたり6本の運転本数を8本に増やす方針を明らかにしました。

東急新横浜線は昨年(2023年)3月18日(土)に開業し、朝のラッシュ時には1時間あたり最大15本の列車を運行する一方、昼間の時間帯は1時間あたり6本程度の運転にとどめています。

2024年1月時点の新横浜駅における東急新横浜線(日吉・渋谷・目黒方面)の時刻表、昼間は1時間あたり6本程度の運転となっており、次の列車まで最大15分待つことも(東急電鉄公式サイトより)

6本の運転時間も等間隔にはなっておらず、最大で15分ほど列車間隔が空く時間帯もあり、日吉駅では日吉駅止まりの目黒線列車ばかりが連続し、新横浜駅ではなかなか出発しない始発列車内で待ちづけるというような状況も見られます。

3月18日のダイヤ改正では「新横浜駅へ行きやすくする」(東急電鉄)との考え方から平日の10時から16時台に計12往復、土曜・休日は9時から18時台に計16往復を増発することで、1時間あたり8本程度の運転本数を確保する方針。

相鉄・東急新横浜線の新横浜駅、真中のホームからは東急線方面への始発列車が発車している(2023年7月)

増発となる東急新横浜線の列車は目黒線の一部列車を「日吉行き」から「新横浜行き」に変更するものだといい、現在は日吉駅が始発となっている目黒線の列車が昼間は減少することになります。

一方、先月(2023年)12月22日にバス乗場が稼働したばかりの新綱島駅では、新横浜線から路線バスへの乗り継ぎ環境が向上しそうです。

なお、今回のダイヤ改正では、東急新横浜線で平日朝6時台に1往復の増発も行われる予定。

東横線では平日18時台に「渋谷発・菊名行き」の各駅停車1本を増発するほか、渋谷駅を平日20時台に出発する「急行武蔵小杉行き」を各駅停車に変更するとのことです。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です

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・【開業時記事】<東急新横浜駅>日中は1時間4本「目黒線」行、2本は「東横線」行、始発も設定(2022年11月25日、開業当初の東急新横浜線のダイヤについて)

新綱島の再開発で大きな節目、新たな道路開通で8系統のバス乗場が移動(横浜日吉新聞、2023年12月23日、新綱島駅は鶴見駅や川崎駅方面行など横浜市営・臨港バス・東急バスの計8系統のバス乗場となった)

【参考リンク】

東急電鉄「2024年3月16日(土)東横線、目黒線、東急新横浜線でダイヤ改正を実施」(2024年春のダイヤ改正について)

東急電鉄「新横浜駅」の案内ページ(時刻表・駅の構内図など)

東急電鉄「新綱島駅」の案内ページ(時刻表・駅の構内図など)