来年(2023)年3月18日(土)の「相鉄・東急直通線(新横浜線)」開業にあわせ、JR東海は東海道新幹線に新横浜駅を始発とする早朝の臨時「のぞみ」号を新設すると発表しました。
東海道新幹線では、2008(平成20)年3月から新横浜駅を6時に出発する始発の「ひかり533号(広島行)」が設定され、“ひかり号”ながら名古屋駅や新大阪駅に首都圏からもっとも早く到着する列車となっています。
今回のダイヤ改正では、新横浜駅を6時3分に出発する始発の「のぞみ491号(新大阪行)」を新設。途中で先行するひかり533号を追い抜き、名古屋に7時18分、新大阪駅には8時16分に着く臨時列車として、土曜日や月曜日中心に運行する計画とのこと。
この列車は新横浜駅と新大阪駅の間を2時間3分で結ぶ“速達列車”となっているのが特徴です。
一方、新横浜線では、相鉄(相模鉄道)や東急電鉄の沿線から朝6時前に新横浜駅へ到着する早朝の列車を複数設定するなど、両沿線の各駅から新横浜駅で東海道新幹線に乗り継ぐ客を意識したダイヤとする計画です。
新横浜線の開業後は、東急東横線や目黒線の沿線を中心に東海道新幹線の乗り換え駅として、これまでの品川や東京から新横浜に変えるケースも増えることになりそうです。
なお、新横浜線の開業日となる3月18日はJRグループなど鉄道各社でダイヤ改正を行う計画としており、きのう12月16日に各社から概要が一斉に発表されました。
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【参考リンク】
・JR東海「2023年3月ダイヤ改正について」(PDF、東海道新幹線の増発などを3月18日実施)
・東急新横浜線の特設ページ(東急電鉄)
・相鉄「都心直通プロジェクト」(新横浜線についての最新情報も)