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相鉄・東急直通線(新横浜線)の開業日が来年(2023年)3月18日(土)に決まるとともに、相鉄(相模鉄道)線方面から新横浜線と東急線を経て、東京メトロ副都心線や南北線、都営三田線などへの相互直通運転の概要がきのう(2022年)12月16日に公表されました。

新横浜線を走る試運転列車(11月24日)

相鉄線から新横浜線を経て東急線方面へ向かう列車では、日中時間帯は「東横線・副都心線」方面行と「目黒線・三田線」方面行が中心となり、「目黒線・南北線」方面行は朝と夕方のラッシュ時間帯を中心に運転する計画です。

相鉄・東急「新横浜線」を介した相互直通運転の形態(ニュースリリースより)

相鉄線から「副都心線」へ乗り入れる列車は、一部がその先の東武東上線まで直通し、川越市駅(埼玉県)を中心に最長では小川町駅(埼玉県比企郡小川町)まで運転。

また、朝や夕方を中心に相鉄線から「南北線」への乗り入れ列車は、その先の埼玉高速鉄道・埼玉スタジアム線の浦和美園駅(さいたま市緑区)まで直通する便も設定されています。

相鉄線から東急線を通じて相互乗り入れする先の行先一覧、休日には東武東上線の小川町行もある(相鉄の特設ページより)

このほか、日中は新横浜駅が始発着となる東急新横浜線の列車が1時間あたり2本設定されており、この列車は目黒線方面へ乗り入れる予定ですが、その先の行先が南北線になるのか、三田線になるのかは現時点で発表されていません。

なお、東急電鉄からは運賃値上げと加算運賃を含めた新横浜駅から東急線主要駅への運賃表もあらためて公開されました。

東急・新横浜駅からの東急線主要駅への運賃表(東急電鉄のニュースリリースより)

【関連記事】

<東急新横浜駅>日中は1時間4本「目黒線」行、2本は「東横線」行、始発も設定(2022年11月25日、ダイヤについて)

新横浜線は3月18日開業、日吉・新綱島から早朝始発の「新幹線」に好接続(横浜日吉新聞、2022年12月16日)

【参考リンク】

東急電鉄「2023年3月18日(土)東横線・目黒線・田園都市線など東急線6路線でダイヤ改正を実施~同日に東急新横浜線が開業します」(12月16日発表)

相鉄「2023年3月18日(土)開業 相鉄・東急直通線 運行計画(運行区間・列車本数)のお知らせ」(12月16日発表)