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昨年9月から始まったリーグ戦を3月13日で終えた

横浜グリッツ(GRITS)の2シーズン目は2勝という結果になりました。昨年(2021年)9月に始まったアジアリーグの「ジャパンカップ2021」で横浜グリッツは、きのう(2022年)3月13日に北海道釧路市で行われたひがし北海道クレインズとの連戦に連敗し、全日程を終えました

今シーズンは、H.C.栃木日光アイスバックスから日本代表の経験も持つDF(ディフェンス)の秋本デニス選手(背番号19)と、FW(フォワード)岩本和真選手(背番号13)、東北フリーブレイズからはFW鈴木ロイ選手(背番号61)とリーグ経験豊富な3選手を補強した横浜グリッツ。

DFの核として活躍した秋本デニス選手

FWの岩本和真選手(左)と鈴木ロイ選手

さらに10月からは練習生だったFWの石井秀人選手(背番号11)が合流し、11月になると、かつてアジアリーグに参戦していた「デミョン・キラーホエールズ」(韓国)でのプレー経験を持つDFのキム・ユーンジェイ選手(背番号97)が加わりました。

ゴール前を守るDFのキム・ユーンジェイ選手

練習生からチームに合流した石井秀人選手は出場早々に勝利に貢献

シーズン序盤は守備がかみ合わず大敗する試合も目立ちましたが、10月23日に本拠地のKOSE新横浜スケートセンターでひがし北海道クレインズとの初戦を延長に持ち込む粘りを見せると、翌週10月30日には敵地で行われた東北フリーブレイズとの初戦に勝利。待ち望んだリーグ戦初の勝ちをつかみ、翌月も敵地でH.C.栃木日光アイスバックスとの2戦目を延長に持ち込んで2勝目を上げています。

12月には実質的に初めての出場となったトーナメント「全日本アイスホッケー選手権」でも社会人の強豪にダブルスコアで勝ち星をあげました。

2022年に入ってからは調子が上がらない状態が続いた(2022年2月)

ただ、前シーズンと同じように年明け早々から国内では新型コロナウイルス禍が拡大。試合中止が相次ぎ、横浜グリッツ内でも感染が広がるなど、2022年は調子がつかめないままシーズンを終えています。

今年9月以降に始まる予定の新シーズンは、2季にわたって積み残してきた「ホーム初勝利」を達成するだけでなく、リーグ戦では最低でも3勝以上が期待されます。

横浜グリッツ(GRITS)の2021~22年成績

※〇=勝利、△=延長勝ち、▼=延長負け

2021-22シーズン【後期】

■ 0勝12敗(GWS=ゲームウィニングショット負け1/延長戦負け1)

  • 3月13日:横浜GRITS 1-11 ひがし北海道クレインズ(釧路)
  • 3月12日:▼横浜GRITS 3 [延長] 4 ひがし北海道クレインズ(釧路)
  • 3月6日:横浜GRITS 1-6 レッドイーグルス北海道(新横浜)[関連記事]
  • 3月5日:横浜GRITS 1-6 レッドイーグルス北海道(新横浜)[関連記事]
  • 2月27日:横浜GRITS 2-8 H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜)[関連記事]
  • 2月26日:横浜GRITS 0-6 H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜)[関連記事]
  • 1月30日:横浜GRITS [中止] 東北フリーブレイズ(八戸)
  • 1月29日:横浜GRITS [中止] 東北フリーブレイズ(八戸)
  • 1月23日:横浜GRITS [中止] ひがし北海道クレインズ(新横浜)[関連記事]
  • 1月22日:横浜GRITS [中止] ひがし北海道クレインズ(新横浜)[関連記事]
  • 1月9日:横浜GRITS 1-6 レッドイーグルス北海道(苫小牧)
  • 1月8日:横浜GRITS 0-7 レッドイーグルス北海道(苫小牧)
  • 12月26日:横浜GRITS 1-3 東北フリーブレイズ(新横浜)[関連記事]
  • 12月25日:▼横浜GRITS 2 [延長] 3 東北フリーブレイズ(新横浜)[関連記事]
  • 12月12日:横浜GRITS 1-6 H.C.栃木日光アイスバックス(日光)
  • 12月11日:横浜GRITS 1-6 H.C.栃木日光アイスバックス(日光)

2021-22シーズン【前期】

■ 2勝13敗(延長戦勝ち1/延長戦負け1)

  • 11月28日:横浜GRITS 1-6 レッドイーグルス北海道(苫小牧)
  • 11月27日:横浜GRITS 2-4 レッドイーグルス北海道(苫小牧)
  • 11月21日:△横浜GRITS 4 [延長] 3 H.C.栃木日光アイスバックス(日光)[関連記事]
  • 11月20日:横浜GRITS 0-6 H.C.栃木日光アイスバックス(日光)[関連記事]
  • 11月7日:横浜GRITS 2-4 レッドイーグルス北海道(新横浜)[関連記事]
  • 11月6日:横浜GRITS 1-3 レッドイーグルス北海道(新横浜)[関連記事]
  • 10月31日:横浜GRITS 1-7 東北フリーブレイズ(八戸)
  • 10月30日:〇横浜GRITS 2-1 東北フリーブレイズ(八戸)[関連記事]
  • 10月24日:横浜GRITS 2-5 ひがし北海道クレインズ(新横浜)[関連記事]
  • 10月23日:▼横浜GRITS 0 [延長] 1 ひがし北海道クレインズ(新横浜)[関連記事]
  • 10月10日:横浜GRITS 1-6 H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜)[関連記事]
  • 10月9日:横浜GRITS 4-12 H.C.栃木日光アイスバックス(新横浜)[関連記事]
  • 9月19日:横浜GRITS 3-10 東北フリーブレイズ(新横浜)[関連記事]
  • 9月18日:横浜GRITS 1-3 東北フリーブレイズ(新横浜)[関連記事]
  • 9月12日:横浜GRITS 3-6 ひがし北海道クレインズ(釧路)
  • 9月11日:横浜GRITS 9-2 ひがし北海道クレインズ(釧路)

第89回全日本アイスホッケー選手権大会(1勝1敗=2回戦敗退)

  • 12月17日:横浜GRITS 3-5 レッドイーグルス北海道(長野)[関連記事]
  • 12月16日:〇横浜GRITS 8-4 釧路厚生社IHC(長野)[関連記事]

チーム内の主な成績=リーグ戦【後期】12月11日~3月13日

松渕雄太選手、右後方は石井秀人選手

※カッコ内は位置と背番号

<ポイント数>※ゴール+アシスト

  • 松渕雄太(FW:84):11
  • 池田涼希(FW:97):6
  • 石井秀人(FW:20):4
  • 土屋光翼(FW:92):4

<ゴール数>

  • 石井秀人(FW:20):4
  • 松渕雄太(FW:84):4
  • 池田涼希(FW:97):2

<アシスト数>

  • 松渕雄太(FW:84):7
  • 池田涼希(FW:97):4
  • 土屋光翼(FW:92):3

<ゴールキーパー成績>

  • 小野航平(38):試合数4(時間03:00:00)/セーブ率82.50%/防御率(GAA)7.00
  • 黒岩義博(45):試合数10(時間09:06:43)/セーブ率87.53%/防御率(GAA)5.38

チーム内の主な成績=リーグ戦【前期】9月11日~11月28日

FWの土屋光翼(こうすけ)選手

<ポイント数>※ゴール+アシスト

  • 岩本和真(FW:13):8
  • 秋本デニス(DF:19):8
  • 松渕雄太(FW:84):8
  • 土屋光翼(FW:92):8
  • 平野裕志朗(FW:9):6
  • 鈴木ロイ(FW:61):6

<ゴール数>

  • 松渕雄太(FW:84):6
  • 鈴木ロイ(FW:61):4
  • 岩本和真(FW:13):3
  • 石井秀人(FW:20):3

<アシスト数>

  • 土屋光翼(FW:92):7
  • 秋本デニス(DF:19):6
  • 川村一希(DF:10):5
  • 岩本和真(FW:13):5
  • 矢野倫太朗(FW:14):5

<ゴールキーパー成績>

  • 小野航平(38):試合数8(時間06:30:21)/セーブ率86.42%/防御率(GAA)5.53
  • 黒岩義博(45):試合数11(時間09:07:32)/セーブ率88.83%/防御率(GAA)4.93

【関連記事】

<横浜グリッツ>善戦するも2年越しとなる“新横浜初勝利”は叶わず(2022年3月7日)

【参考リンク】

アジアリーグの順位表(アジアリーグ)

第89回全日本アイスホッケー選手権大会(A)の成績(日本アイスホッケー連盟)

横浜GRITS選手一覧(横浜GRITS)