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こちらは昨年「2021年」開催時の記事です。今年「2022(令和4)年」の開催に関する記事はこちらを御覧ください(2022年1月5日追記)】

9月18日時点では、港北や都筑、青葉、緑、鶴見など10区の成人式は、2021年も横浜アリーナで開かれることになりました。横浜市教育委員会は、2021(令和3)年1月の成人式(「成人の日」を祝うつどい)について、来年1月11日(月・祝)に10区は横浜アリーナで、8区がパシフィコ横浜で新成人向けの式典を、それぞれ4回ずつ同時刻に行うことを決めました。

)横浜市は2021年の成人式について、予定通り開催する方針を1月5日(火)に発表しました。詳細はこちらの記事をご覧ください(1月6日追記)

2021年は入場時のアルコールチェックより、アルコール消毒や検温がより重要となりそうだ(写真は2020年1月の成人式時)

市教育委員会では、新型コロナウイルスの影響により、例年のように1回1万人以上が集まる形での式典開催を一度は断念。オンラインでの開催を模索したものの、実際に集まる形で開いてほしいとの声が多かったことから、密集を避ける形での開催方法を検討してきたといいます。

来年、横浜市内で新成人を迎える市民は3万7000人弱。このうち、2万5000人程度の参加が見込まれていることから、式典時に参加者が最大でも5000人を超えることがないように調整しているのが特徴です。

横浜アリーナの3回目は「泉・港南・栄・瀬谷」の4区を対象としており、1回あたりで最多となる4000人超の参加が見込まれているという(横浜市の発表資料より)

横浜アリーナでは「港北・都筑」「青葉・緑」「泉・港南・栄・瀬谷」「鶴見・戸塚」の計10区を4グループに分け、10時30分から16時45分にかけて4回の式典を開き、パシフィコ横浜でも同時刻に4グループごとに式典を行う計画。

たとえば、1月11日(月・祝)の9時30分に開場し、10時30分から横浜アリーナで式典を行う「港北・都筑」の2区の場合、市教育委員会の予測では約3855人が参加する見込み。

式典は2会場で同時刻に各4回行う計画(2020年の様子)

開場時から市にゆかりの著名人らによるメッセージを流し、10時30分から始まる式典では、市長らがあいさつを行った後に、新成人が「誓い」を発表。録音された音源で「横浜市歌」を流し、15分ほどで式典を締めくくる考えです。

同時刻に2会場で式典を行うため、一方の会場では市長らのあいさつは同時配信映像になる可能性もあるとのこと。また、感染の不安から参加を見送りたい新成人向けには、式典の模様をインターネットでライブ配信を行う予定です。

会場の横浜アリーナへ向かう新成人ら(2020年1月)

横浜アリーナで成人式が開かれることが決まったことについて、地元の新横浜町内会で会長をつとめる金子清隆さんは、「友達と実際に会える機会が失われなかったことは、本当によかった」と安堵し、「さまざまな場面で密集しないような工夫は必要となってくるが、新横浜の街としても開催はありがたい」と喜びます。

2021年の成人式は、2000(平成12)年4月2日から2001(平成13)年4月1日までの出生者が対象となっており、12月中旬頃までに入場券が送付される予定です。

ただ、これから冬場にかけて、新型コロナウイルスの感染状況が見通せないため、市教育委員会によると、状況によっては式典を中止せざるを得ない可能性もあるとのことです。

)横浜市は2021年の成人式について、予定通り開催する方針を1月5日(火)に発表しました。詳細はこちらの記事をご覧ください(1月6日追記)

【関連記事】

緊急事態宣言下の「2021年成人式」、横浜アリーナ会場への参加率は44%(2021年1月12日、式典当日のレポート)※リンク追記

<2021年成人式>1/11(月・祝)に横浜アリーナとパシフィコで予定通り開催(2021年1月6日)※リンク追記

2020年は一味違った横浜市の成人式、ステージは2階、秘密ゲストに「ピカチュウ」(2020年1月14日、今年は式典1回あたり1万2000人以上が参加している)

【参考リンク】

「成人の日」を祝うつどい(成人式)について(横浜市教育委員会)