新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
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2020年の成人式はこれまでとは一味違うスタイルで行われました。日本最大規模となる横浜市の成人式がきのう1月13日(月・祝)に横浜アリーナで開かれ、午前と午後の2回で計2万4875人の新成人が参加し、「記録が残る限り初めて」(教育委員会)だという意外な“ゲスト”の登場に会場が盛り上がりました。

今年も横浜アリーナの正面玄関前は封鎖され、手荷物やアルコールチェックを経て入場する形となっていた(1月13日10時ごろ)

1日で約2万5000人の新成人が参加するという他の自治体では例を見ない規模感に加え、一部の新成人らが会場内外で暴れるケースがあることから、テレビなどの全国放送では、“問題のある新成人”との一例として取り上げられることも目立つ横浜市の成人式。

一昨年(2018年)は、市内の振り袖事業者が成人式当日に商品を届けずに雲隠れするという詐欺事件まで発生し、大きな社会問題となりました。

そんな横浜市の成人式も今年は、会場である横浜アリーナのレイアウトから一新

2階スタンドのボックス席にステージを設けるというこれまでにないレイアウトに

これまで一般的なライブ公演と同様にアリーナ部分(1階)に組んでいた大型ステージは止め、2階スタンド席のVIP向けボックスシートに小型のステージを特設し、その様子を中央部の大型ビジョンなどで映像を配信するスタイルに変わりました。

市教育委員会によると、近年は座席が不足して座れない新成人もいたことから、席数を増やす目的でこのような形にしたといい、今年は前年と比べ2500席増の計1万4000席を設けています。

ステージ配置を変え、その様子をモニターで観られるようにしたことで2500席を増やして計1万4000席を設けることが可能になったという

また、ステージを2階スタンド席側へ移したことにより、ステージ上へ乱入しようとする行為の抑止にも効果をあげていた様子です。

新成人による実行委員会が企画した「第二部」では、映像を使ったクイズと横浜ゆかりの著名人によるメッセージが放映され、地元・岸根高校出身でもある体操選手の白井健三さんや、横浜から生まれた人気デュオ「ゆず」などからの祝福メッセージが会場に流されました。

映像の最後には、アニメ「ポケットモンスターシリーズ」のキャラクターで、みなとみらいではキャラクターを使った大型イベントも行われている「ピカチュウ」が4体揃って会場に登場

事前に予告のなかった「ピカチュウ」が登場し、会場が盛り上がっていた

これは、実行委員会メンバーのアイデアから実現したものだといい、事前に告知のなかった“シークレットゲスト”が登場するという予想外の展開に会場から大きな歓声が沸きました。こうしたキャラクターが横浜市の成人式に登場するのは「記録に残る限り初めてではないか」(教育委員会)とのことです。

10時半過ぎから始まった「午前の部」では、地元の港北区をはじめ、市内最多の新成人がいる青葉区、近隣の都筑区や神奈川区、緑区、南部エリアの旭区や保土ヶ谷区、西区の8区1万9025人を対象とし、このうち1万2764人の新成人が参加

午前の部には対象新成人の約67%となる1万2764人が参加した

市長や市会議長があいさつなどを行う冒頭の式典時に、数名とみられる新成人が会場内で爆竹を鳴らしたり、テレビカメラの並ぶメディア席前ではグループ内で殴り合ったりといった光景も。

また、2階スタンド席側にあるステージへ向かって、ロープなどを使ってよじ登ろうとする人も見られましたが、ステージの左右には警備員を配置した“緩衝地帯”が設けられていたこともあって事前に阻止され、前年(2019年)のように式典が中断するようなことはありませんでした

【関連記事】

<混雑注意>2020年の横浜市「成人式」は1/13(月・祝)に横浜アリーナで(2020年1月7日)

【参考リンク】

横浜市「成人の日」を祝うつどい(成人式)のページ(2020年1月13日実施)

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