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来年(2021年)1月「成人式」にまで影響が出てしまうことになりました。横浜市教育委員会は、来年1月の成人式(令和3年「成人の日」を祝うつどい)について、新型コロナウイルス拡大の終息に見通しが立たないことから、横浜アリーナでの開催を断念し、オンラインで行うことをきょう7月6日に発表しました。【ご注意:2020年7月6日時点での記事です。その後、2会場に分けて式典を開催する方針を決めています。詳細はこちらの記事をご覧ください】

2020年7月16日追記】今月6日にオンラインでの成人式開催を発表後、通常開催を望む声が多数寄せられたためとして、横浜市は「横浜アリーナでの開催を前提に、例えば開催回数の増や開催日数の増、他の会場を使用する分散開催など様々な開催方法を検討」するとの方針を7月15日に表明しました。詳細は市による7月16日付け発表をご覧ください。詳細は今後発表し、今後の感染状況によっては中止の場合もあるとのことです。

式典会場の横浜アリーナには1万2000人以上の新成人が集まる(2020年1月)

横浜市の成人式は、日本最大の規模となる成人を集めて1990(平成2)年から横浜アリーナで開かれており、今年(2020年)の式典は午前と午後の2回に分けて、市内新成人の66.7%にあたる2万4875人が参加しています。

横浜市教育委員会によると、1万人以上が集まるため、感染拡大を引き起こす可能性が否定できないとの判断から横浜アリーナでの開催は断念したといい、「オンライン成人式」として行う計画だといいます。

多くの新成人が集まるだけに密集は避けづらい(2020年1月)

具体的には、来年1月11日(月・祝)にSNSを取り入れた特設サイトを開設し、祝福メッセージ動画などを配信するとのこと。詳細は12月中旬までに発表予定。

横浜アリーナの成人式開催日は、新横浜のホテルや飲食店などを中心に賑わい、駅や道路が新成人であふれるなど、新年の風物詩的な光景となっていましたが、式典開催の断念は街にとっても大きな打撃。また、友達や同級生らとの貴重な再開機会が失われることになる新成人にとって、影響は少なくなさそうです。

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【記事追加】<2021年成人式>港北・都筑・青葉・緑・鶴見など10区は横浜アリーナ開催へ(2020年9月23日)

2020年は一味違った横浜市の成人式、ステージは2階、秘密ゲストに「ピカチュウ」(2020年1月14日、今年の様子)

【参考リンク】

【リンク追加】令和3年「成人の日」を祝うつどいの開催方法の再変更について(横浜市教育委員会、2020年7月16日公表、オンラインではなく通常開催を目指すとの方針に変更)

令和3年「成人の日」を祝うつどいの開催方法を変更します(横浜市教育委員会、2020年7月6日)