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相鉄・JR直通線が苦戦しています。相鉄(相模鉄道)は先月(2020年)5月28日付けで決算説明会資料を公開し、昨年11月末に開業した「相鉄・JR直通線」について、今年3月末までの利用者数が計画の45%にとどまり、羽沢横浜国大駅の改札通過人員も計画の半分であったことを公表しました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛も影響しているといいます。

JR東日本の境界となる相鉄・羽沢横浜国大駅

同資料によると、相鉄・JR直通線の1日あたり利用者は当初5万6000人と計画していたものが、開業から今年3月までの実績は2万5000人と計画の45%ほどとなりました。

また、羽沢横浜国大駅の1日あたりの改札通過人員(JR方面含む)も、8000人という計画が実際には4000人にとどまっていたといいます。

相鉄が公表した「相鉄・JR直通線」の営業状況(2020年5月28日相鉄「決算説明会資料」より)

この要因について相鉄では、外出自粛により定期客以外が予想より27%減ったと分析。10月の消費税引き上げにより、相鉄・JR直通線への定期券経路の切り替えが進まなかったことや、テレワークの推進や学校の臨時休校も利用状況に響いたとみています。また、想定よりも乗車距離の短い利用が多かったことも影響したといいます。

今後については「駆け込み購入した定期券の期限到来により、直通線への転移が進む」(同資料)と見込む一方、新型コロナウイルスの影響で「不透明な状況」(同)との見方を示しています。

【関連記事】

相鉄・JR直通線の利用は「想定の半分ほど」、新年度から経路変更に期待(2020年3月5日)

【参考リンク】

相鉄「IRニュース」(2020年3月期決算説明会資料が該当)