コーヒー農園主の邸宅をイメージした店内で“極上のコーヒーやフード”を味わえるという新業態の店舗が横浜に初上陸、きのう(2020年)6月1日にオープンしました。
新横浜2丁目のセントラルアベニュー(宮内新横浜線)沿い、市営地下鉄ブルーライン新横浜駅8番出入口にも近いR&Bホテル新横浜駅前が入る田中ビル1階に開店した「ドトール珈琲農園 新横浜店」は、今年1月に閉店した「カフェ・ベローチェ新横浜店」があった場所にオープン。
2017(平成29)年10月、東京都世田谷区の多摩堤通りに1号店が誕生、今回の出店は11店舗目となりますが、神奈川県内では、「ドトール珈琲店 川崎ゼロゲート店」(川崎区小川町)に引き続き2店目、横浜市内では初出店となります。
「普段のオープンであれば、入店を待つたくさんの人の列が見られるのですが」と語るのは、同店の企画マネジメントを行う、外食大手で新横浜でも「星乃珈琲店 新横浜店」(新横浜2、F・マリノス通り)など複数の飲食店経営を行う日本レストランシステム株式会社(略称:日レス、東京都渋谷区)の担当者。
店舗の広さは約237平方メートル。ロードサイド出店が多いという同店の中では、「広いほうではない」(同担当者)とのことですが、窓際で寛ぐテラス席や、ゆったりとした広めのソファーで豪華な雰囲気にアレンジされている邸宅内をイメージした座席空間など、落ち着きの中にも“優雅さ“を感じられる店舗の内装に仕上げられています。
提供するコーヒー豆は、全て「スペシャリティコーヒー」を使用したブレンドとのことで、“オーダーごとに”挽きたての豆をハンドドリップで抽出。
コーヒーの香りや味わいにも合わせて開発したという、日常的な利用を意識した「手頃な価格」に抑えたという、ライス料理・パスタ料理などのフードメニュー(軽食)や、コーヒーとの相性にこだわったという、焼きたてパンケーキ、フレンチシフォンなどの「出来たてスイーツ」も用意しているとのこと。
メニューも、全体的なコンセプトは統一されているものの、各店舗ごとの「こだわり」で開発されているといい、「本来ならば、5月中旬のオープンを予定していましたが、緊急事態宣言や外出自粛も解除となり、ようやくこの日を迎えることができました。これまでなかなか外出できなかった皆様にも、ゆったりとした店内空間で、上質なコーヒーやフードの味わいを体感いただければ」(同)と、ようやく誕生した横浜初店舗への来店を呼び掛けています。
なお、同店の営業時間は、朝8時(土日祝は7時)開店、20時ラストオーダー(20時30分閉店)とのこと。
「ビジネス街としての性格が強い一方で、一定数以上の商圏人口を抱えているエリアであり、 横浜アリーナ、日産スタジアムなどでのイベント開催時にプラスアルファの売上が見込まれる地域であるため」(同)出店を決定したとのことだけに、これからの新横浜の街におけるビジネスやスポーツ、イベントなどの本格的な“活動再開”が待たれるところです。
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・港北区内・南部エリアにおける開店・閉店情報(6月1日最終更新)※閉店したカフェ・ベローチェ新横浜店についても掲載
・新横浜駅のカフェと待ち合わせに使える店舗一覧、キュービックプラザ&北口広場(2017年11月27日)※一部臨時休業中や閉店あり
【参考リンク】
・ドトール珈琲農園のサイト(株式会社ドトールコーヒー)
・ドトール珈琲農園 新横浜店の場所(Googleマップ)※セントラルアベニュー(宮内新横浜線)沿い