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鉄道・運輸機構などが作成した「神奈川東部方面線 計画路線マップ」の地図には武蔵小杉駅の名が掲載されている。なお、相鉄・JR直通線は、昼間は1時間に2~3本(20~30分間隔)、朝ラッシュ時も1時間に4本(15分間隔)の運転本数で計画されており、貨物列車との兼ね合いもあり、列車本数はそれほど多くない(同マップより)※クリックで拡大

羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)駅のJR線側次駅は、現時点で武蔵小杉駅とすることが想定されているようです。

きのう(2018年1月)17日、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の分岐駅となる羽沢横浜国大駅の工事状況が公開され、同時にメディア関係者に対し現場で工事や路線に関する説明が行われたものです。

羽沢横浜国大駅は相模鉄道(相鉄)本線の西谷駅(保土ケ谷区)から分かれた相鉄・JR直通線と、新横浜や日吉方面への相鉄・東急直通線が分岐する新駅。

東急直通線側の次駅は新横浜(駅名は仮称)と決まっていますが、これまでJR直通線側については、「東海道貨物線と大崎駅を経由して新宿方面へ乗り入れる」ことだけが発表されていました。

相鉄の説明員によると、現時点では羽沢横浜国大の次駅は武蔵小杉を想定しているといい、同日配布された「神奈川東部方面線 計画路線マップ」にも武蔵小杉駅の名が記載されていました。

相鉄・JR直通線の詳細ルートイメージ

相鉄・JR直通線の詳細ルートイメージ(赤太線)。新川崎駅はホームのない線路を通るとみられ、通過する可能性がある(東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会のパンフレットをもとに、予想ルートを独自で追記し、駅名表記も地図上に追加した)

相鉄・JR直通線は、羽沢横浜国大駅から先は「東海道貨物線」という地下の貨物専用線を経由し、鶴見駅付近で地上に出て、横須賀線に合流。新川崎駅を経由して武蔵小杉駅へ達するとみられます。この貨物線は、現在もホームライナー「湘南ライナー」号の一部が都心と湘南方面を結ぶルートとして経由しています。

その後、相鉄・JR直通線は、大崎駅から埼京線経由で新宿駅まで直通する計画とされています。これまでの計画地図には武蔵小杉駅が記されることはありませんでしたが、このほど新たに明記されていたことで、停車する可能性が高いといえそうです。

なお、同説明員によると、相鉄とJRの乗務員は羽沢横浜国大駅で交代し、東急直通線では新横浜駅で交代が行われるといいます。また、新横浜駅をどちらの会社が管理するかについては、東急と相鉄が協議を続けている状況だと明かしました。

2018年1月17日現在の羽沢横浜国大駅ホームの様子、一部でレールも敷かれている

平成31年度下期(2019年10月から2020年3月末)に開業を予定する羽沢横浜国大駅の建設状況については、すでに土木工事を終えており、ホームも完成済みで、一部には線路も敷かれている状況。駅舎建設も順調に進んでおり、来週にも屋根を付ける作業を行うとのことです。

鉄道・運輸機構の現地説明員によると、東急直通線側でも新横浜駅へ向かう「羽沢トンネル」の工事が進んでおり、全体の半分程度の掘削が行われたといいます。現時点では新横浜1丁目までは達していないと話していました。

【動画】JR・東急直通線と相鉄・東急直通線の分岐駅となる「羽沢横浜国大駅」の工事状況については、2018年1月17日に報道関係者向けに公開された際の模様を3分半ほどの動画にまとめ、YouTube上に公開していますので参考までにご覧ください

【関連記事】

<レポート>早ければ1年後に開業の「羽沢横浜国大駅」、再開発は“東急直通”時に照準(2018年10月1日、現地の写真レポートと「東海道貨物線」に関する詳細コラム)

<相鉄直通線>新横浜の次駅は「羽沢横浜国大」、大学名入れ沿線価値の向上目指す(2017年12月12日)

「日吉駅~鶴見駅」間の事業化検討を明記、京浜臨海部の再編整備プランに(横浜日吉新聞、2018年10月1日、鶴見駅に「相鉄・JR直通線」の列車を停車できるか否かの議論についても)

<相鉄>初の“東急乗り入れ仕様”に苦心と自信、目黒・東横線方面向け新型車両への思い(横浜日吉新聞、2018年1月18日)

【参考リンク】

神奈川東部方面線の整備(相鉄・JR直通線)(相鉄・東急直通線)(横浜市のページに掲載された概要図には武蔵小杉駅が記載されている)

相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 都市鉄道利便増進事業(神奈川東部方面線)(鉄道・運輸機構のページに掲載された地図には武蔵小杉駅が記載されていない)

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