横浜市交通局は今月(2020年)1月31日(金)から地下鉄ブルーラインで、平日の朝ラッシュ時間帯のみを対象としたダイヤ改正を行うと発表しました。これは昨年(2019年)相次いだ事故で車両が足りなくなったことに伴うものだといいます。
ブルーラインでは、昨年6月6日に下飯田駅(泉区)から立場駅(同)間で起こった脱線事故により車両の床下機器や台車が損傷。続く8月29日には、踊場駅(同)の引き込み線でオーバーラン事故が発生し、先頭車両が壁に衝突するなど車両が破損しており、現在も2編成の車両が使用不能な状態です。
予備の車両を1~2編成確保したうえで、「安定的な輸送を確保するため」(同交通局)として、今回のダイヤ改正では平日5時46分から9時59分までの時間帯を対象に1時間当たりの平均運転本数を1本減らして13本(現行14本)とし、運転間隔を現行の平均4分20秒から同4分30秒に変更するもの。
なお、最混雑区間(上り:阪東橋→伊勢佐木長者町/下り:三ツ沢下町→横浜)については、1時間当たり(7時30分~8時30分)の運行本数を、改正前の14本を維持するとのことです。
【参考リンク】
・市営地下鉄ブルーライン令和2年1月31日金曜日ダイヤ改正(横浜市交通局)