港北区内の東横線各駅でも特に菊名と妙蓮寺の2駅が安くなっているとのことです。
株式会社リクルート(東京都千代田区)が運営する「SUUMO(スーモ)ジャーナル」は、「東急東横線沿線の中古マンション価格相場が安い駅ランキング」を今月(2023年)12月14日に発表しました。
同様のランキングは今年2月7日にも発表しており、今回は今年4月から9月のデータを対象とした更新版。
調査は前回同様に東横線の全21駅を対象に徒歩15分以内の中古マンション(築35年以内、専有面積50以上80平方メートル未満)を対象として行ったもの。不動産情報サイト「SUUMO」に掲載された中古マンション価格から中央値を算出したといいます。
その結果、菊名駅(4090万円)が価格の安さでトップとなり、妙蓮寺(4280万円)が2位に付けました。
2月の調査で菊名は4490万円で3位でしたが、この間に平均価格が400万円下がったことになります。
菊名駅の結果についてスーモジャーナルは「全21駅中で6駅だけの特急停車駅の一つで、菊名駅以外の5駅は価格相場が5000万円以上という点を考えるとお得感があるかもしれません」と評価しています。
なお、妙蓮寺は前回と同じ4280万円となり、順位も2位で変わりませんでした。
ランキングは、3位に日吉駅(4839.5万円)、4位が大倉山駅(4899万円)と前回同様に1位から4位を港北区内の駅が占めており、東横線の港北区内駅では中古マンションの“お買い得感”が維持されているようです。
東急東横線沿線、中古マンション価格相場が安い駅ランキング(2023年12月)
※カッコ内は前回2023年2月調査時の金額
- 1位 菊名:4090万円(4490万円)港北区
- 2位 妙蓮寺:4280万円(4280万円)港北区
- 3位 日吉:4839.5万円(4590万円)港北区
- 4位 大倉山:4899万円(4000万円)港北区
- 5位 反町:4980万円(4980万円)神奈川区
- 6位 東白楽:5185万円(4690万円)神奈川区
- 7位 綱島:5190万円(5480万円)港北区
- 8位 新丸子:5380万円(5380万円)川崎市中原区
- 9位 横浜:5490万円(5489.5万円)西区
- 10位 元住吉:6480万円(5690万円)川崎市中原区
【関連記事】
・<SUMMO調査>東横線で住むなら港北区?中古マンションの安さで上位独占(2023年2月10日、前回調査時)
【参考リンク】
・【東横線】中古マンション価格相場が安い駅ランキング2023年。相互直通運転スタートで注目の駅は?(2023年12月21日公開、リクルート「SUUMOジャーナル」)