新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

これも港北区の人口が増え続ける理由の一つなのでしょうか。

株式会社リクルート(東京都千代田区)が運営する「SUUMO(スーモ)ジャーナル」は、「『東急東横線』沿線、中古マンション価格相場が安い駅ランキング2023年版」を今月(2023年)2月7日に発表し、大倉山をはじめとした港北区内の駅が上位を占める結果となりました。

大倉山駅へ到着する東横線の各駅停車、後方は東海道新幹線

この調査は、東横線の全21駅を対象に徒歩15分以内の中古マンション(築35年以内、専有面積50以上80平方メートル未満)を対象として行ったもの。

昨年(2022年)10月から12月に不動産情報サイト「SUUMO」で掲載された中古マンション価格から中央値を算出しているといいます。

その結果、大倉山(4000万円)をはじめ、妙蓮寺(4280万円)菊名(4490万円)日吉(4590万円)と港北区内の4駅がベスト4を独占。

前回2021年12月に発表された「2021年版」の同調査では5位に綱島が入っており、1位から5位までを港北区内の5駅が占めていましたが、今回は綱島の中古マンション価格が上昇したため8位に下がっています。

大倉山駅から大豆戸町にかけては多くのマンションが建ち並んでいる

なお、1987(昭和62)年以前に建てられた「築35年以上」の物件は調査の対象外となっているため、その頃に建てられた中古マンションの目立つ地域は対象物件数が少なくなっている駅も見られ、物件の売却状況などによって前回からの価格変動に影響を与えた可能性もあります。

「東急東横線」沿線、中古マンション価格相場が安い駅ランキング2023年版

※カッコ内は2021年版調査時の金額

  • 1位 大倉山:4000万円(4494万円)港北区
  • 2位 妙蓮寺:4280万円(3580万円)港北区
  • 3位 菊名:4490万円(4350万円)港北区
  • 4位 日吉:4590万円(4485万円)港北区
  • 5位 東白楽:4690万円(前回条件外)神奈川区
  • 6位 反町:4980万円(4980万円)神奈川区
  • 7位 新丸子:5380万円(5140万円)川崎市中原区
  • 8位 綱島:5480万円(4780万円)港北区
  • 9位 横浜:5489.5万円(4980万円)西区
  • 10位 元住吉:5690万円(5730万円)川崎市中原区
  • 11位 多摩川:6280万円(前回条件外)東京都大田区
  • 12位 武蔵小杉:6785万円(6580万円)川崎市中原区
  • 13位 学芸大学:7380万円(7750万円)東京都目黒区
  • 14位 祐天寺:7800万円(7980万円)東京都目黒区
  • 15位 都立大学:7980万円(7480万円)東京都目黒区
  • 16位 自由が丘:8500万円(7380万円)東京都目黒区
  • 17位 中目黒:8980万円(8980万円)東京都目黒区
  • 18位 渋谷:1億890万円(1億515万円)東京都渋谷区
  • 19位 代官山:1億1000万円(1億910万円)東京都渋谷区
  • 田園調布駅と白楽駅は調査対象となる物件数が10件以下だったためランク外となった

調査対象は掲載物件が11件以上ある駅。駅徒歩15分圏内で物件価格相場3億円以下、築年数が35年未満、敷地権利は所有権のみ、専有面積は50平米以上80平米未満の物件が対象。データ抽出期間は2022年8月~10月、この期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

「東急東横線」沿線、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2023年版(2023年2月7日公開、リクルート「SUUMOジャーナル」)

・【2021年調査】「東急東横線」沿線の中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2021年版(2021年12月6日公開、リクルート「SUUMOジャーナル」)