新横浜線の開業も影響したのでしょうか。
株式会社リクルート(東京都港区)が恒例の「SUUMO(スーモ)住みたい街(駅)ランキング2024(首都圏版)」を今月(2024年)2月28日に公開し、港北区内では新横浜が大きく順位を上げて首都圏の50位となり、自治体別では港北区が過去最高となる21位を記録しました。
2024年の同ランキングは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城の1都4県に居住する20歳から49歳の男女9335人(うち神奈川県2119人)から回答を集め、「最も住んでみたい街(駅)・自治体」(3点)と「2番目に住んでみたい街(駅)・自治体)」(2点)、「3番目に住んでみたい街(駅)・自治体)」(1点)を選んでもらい、首都圏の駅と自治体の人気度合いを得点化したものです。
今年の街(駅)ランキングでは、新横浜が前年の首都圏64位から50位まで一気に順位を上げ、過去最高を更新。
昨年220位でランキングに初登場した大倉山も183位まで上昇し、前年はランク外となって消えていた菊名は205位で2年ぶりにランキングに復活しました。
大きく順位が上昇した新横浜は20代からの人気が高く、30代からも支持を集めます。また「シングル男性世帯」のランキングでは38位に入っています。
港北区内の駅では日吉が68位(前年88位)と順位を上げており、綱島は150位と前年の147位から若干順位が下がっていました。
県民では新横浜より日吉が上位
神奈川県民に限ったランキングでは、日吉が13位、新横浜は15位と首都圏ランキング(新横浜50位、日吉68位)とは入れ替わって、古くからの住宅地である日吉の県民知名度が勝った様子。
また、綱島は35位、大倉山も48位に入っており、現在も県民に一定の人気があることをうかがわせました。
港北区が首都圏21位、県内3位
今年の注目は「住みたい自治体ランキング」で港北区が前年の首都圏25位から21位まで上昇したことです。前年より得点を79点上げており、現在の調査方法となった2018年以降で最高の順位となりました。
また、神奈川県民に限ったランキングでは横浜市西区、同中区に次いで港北区が3位となり、鎌倉市(4位)を抜く人気ぶり。
港北区は東京都民によるランキングでも43位に付けており、交通利便性の高さが評価されている可能性があります。
【関連記事】
・【前年記事】<住みたい街2023>新横浜が過去最高の64位まで上昇、大倉山は初登場(2023年2月27日)
【参考リンク】
・SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏(2024年2月28日発表)