新横浜線の開業で環状2号線を走る市営バス「104系統」(鶴見駅西口~末吉橋~トレッサ横浜~新横浜駅前)の乗客数が増えているといいます。
きのう(2023年)10月16日に開かれた横浜市会(市議会)の「決算第二特別委員会」で、安西英俊市議(港南区選出、公明党)の質問に市交通局が明かしました。
自動車本部の本田聡部長によると、今年6月の乗車実績を昨年度と比較したところ104系統の乗客数が11.1%増になっていたといい、「新路線開業にともなう影響は一定程度あった」と述べています。
104系統は末吉橋(鶴見区)から新横浜駅前まで環状2号線を走っており、港北区内ではトレッサ横浜をはじめとした師岡町内や、港北区総合庁舎前(環状2号線上、消防署付近)を経由。
区内では臨港バスが同様の経路を並走しているにも関わらず、市営バスでは数少ない黒字路線となっています。
このほか新横浜駅前の発着路線では、菅田町(神奈川区)と新横浜駅を結ぶ「295系統」(※1日3往復、菅田町~菅田町入口~山王森公園前~又口橋~新横浜駅)も16.8%の増加。
一方、相鉄新横浜線が並行することになった鶴ヶ峰駅と新横浜駅を結ぶ「129系統」(鶴ヶ峰駅~西谷駅前~羽沢団地前~三枚町~又口橋~新横浜駅)は3.3%減になっていたとのことです。
三村庄一局長は「来年度から深刻な乗務員不足が見込まれている状況のなか、現時点では増便などの見直しは考えていないが、今後のご利用状況を注視しながら必要に応じて検討していく」と話していました。
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【参考リンク】
・横浜市営バス「新横浜駅前の発着路線一覧」(41系統や104系統など)