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港北区内の全駅にホームドアが付きました。

JR横浜線の小机駅ホームドア(ホーム柵)が設けられ、先月(2023年)9月19日から稼働したもので、港北区内では全13駅で設置を終えることになりました。

小机駅ではJR菊名駅などと同様のドア部分がフレーム構造となった軽量型の「スマートホームドア」となりました。なお、日中は列車の発着がほとんどない2番線は現時点で設置されていません。

9月19日から稼働した小机駅のホームドア、真中の2番線は日中の発着がほとんど無く、現時点では設置されていない(10月14日)

9月19日から稼働した小机駅のホームドア、2番線は日中の発着がほとんど無く、現時点では設置されていない(10月14日)

港北区内の駅では、1980年代中ごろに当時通過列車の多かった東海道新幹線・新横浜駅でホームドアが設けられたのが最初とみられ、2007(平成19)年には市営地下鉄ブルーラインの全駅で整備

東急東横線では2016(平成28)年の菊名駅下りホームや大倉山駅を皮切りに2019(平成31)年3月までに区内全駅で設置が完了しており、横浜線でも2021年10月に新横浜駅、翌11月には菊名駅に設けられていました。

なお、地下鉄グリーンライン(2008年3月開業)や相鉄・東急新横浜線(2023年3月開業)は開業時から全駅にホームドアが設けられています。

小机駅は快速列車の通過も多く、ホーム上の安全性が格段に高まった(10月14日)

JR東日本では、2025年から30年ごろに運転士だけで列車を運行する「ワンマン運転」を実施する路線の一つとして横浜線をあげており、ホームドア整備の加速とともに、次の段階に進んでいくことになりそうです。

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【参考リンク】

JR東日本「2023年度のホームドア整備計画について」PDF、2023年4月13日)