小机駅周辺や篠原地区、新羽エリアにも「キャンドルナイト」の輪が広がっています。
昨年(2020年)から城郷小机地区で始まった「キャンドルナイト」。第1回目となる開催では、横浜市城郷小机地域ケアプラザ(小机町)と、城郷地区青少年指導員により実施されていましたが、今年(2021年)は「しろさと絆プロジェクト実行委員会」(梶原啓嗣実行委員長)を今月11月2日に発足。
きのう11月24日(水)から、来月12月25日(土)まで、小学生など地域の子どもたちが中心となって作った「家」を模した「キャンドルホルダー」に、“キャンドル”を模したライトを点灯しています。
城郷地区の青少年指導員協議会や民生委員児童委員協議会、連合町内会や社会福祉協議会、地区センターや地域ケアプラザ、ボランティア団体の「お助け隊」などが共催し、同地区センターやケアプラザ、JR小机駅や商店街の各店舗、金融機関や自動車販売店に「キャンドルホルダー」を展示。
同ケアプラザの田中咲子さんは、「横浜市六角橋地域ケアプラザ(神奈川区六角橋)が中心となり近隣の公共施設が連携する『ルート(ROUTE)7プロジェクト』によるつながりから、キャンドルナイトの輪が、今回は、同プロジェクトにも参画する篠原地域ケアプラザ(篠原東2)や、プロジェクトに共感いただいた新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウス(新羽町)にも広がりました」と、イベントの由来、またその輪が広がった経緯について説明します。
今年3月から4月にかけて桜のペーパーフラワーを展示した「桜サクプロジェクト」や、7月から8月にかけて折り鶴を展示した「城郷Ole(おーれ)プロジェクト」の流れもあり、「しろさと絆プロジェクト実行委員会が立ち上がったのも、これらの取り組みを通じて地域の“絆”を深めたいという想いが発端です」と田中さん。
城郷地区だけでも、今年は、昨年の約150個から倍以上となる約350個ものキャンドルホルダーが集まったとのこと。
同地区では、今回のキャンドルナイトのみならず、「桜サクプロジェクト」、「Ole(おーれ)プロジェクト」も含んだ3つの取り組みを、「しろさと絆プロジェクト実行委員会」でおこなっていくことを計画しているといいます。
地域での“絆”をつなぐ輪が広がる港北区南部エリアの取り組みは、「コロナ禍」にあえぐ人々の心を癒(いや)すばかりでなく、さらなる“つながり”を生み出す効果をもたらすことが期待できそうです。
【城郷地区の展示会場と点灯時間】
- ホンダカーズ神奈川東 岸根公園店:16時~18時30分 ※毎週水曜、12/14、12/21除く
- ホンダカーズ川崎 港北店:16時~閉店時間まで
- 鳥山北郵便局:16時~17時30分 ※土日祝除く
- 城南信用金庫小机支店:17時~21時
- JR小机駅(駅構内):16時(夕刻)~深夜0時まで
- 小机商店街事務所:16時~21時
- 小机商店街各店舗:店舗により異なる
- 横浜市城郷小机地区センター:16時~20時
- 横浜市城郷小机地域ケアプラザ:16時~20時
なお、篠原地域ケアプラザと新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスでの展示は、今月11月27日(土)までを予定しているとのことです。
【追記:新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスより】
新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスでは、新羽小学校放課後キッズクラブ、学童保育「新田仲よしクラブ」、民間学童保育施設「ワオキッズ新羽園」の有志の子どもたちが、牛乳パックで「家」の形をしたキャンドルホルダーを製作したとのこと。
11月25日(木)と26日(金)の17時から20時頃まで、同ケアプラザの他、「地鶏焼味くり家」、グループホームひかり(いずれも新羽町)の窓辺に置き点灯するとのこと。
「夢が溢(あふ)れる、かわいらしいキャンドルホルダーを、ぜひ見にいらしてください」(同ケアプラザ担当者)とのことです。
【関連記事】
・城郷が“冬彩る光”でつながる、小机駅周辺「キャンドルナイト」はXmasまで(2020年11月26日)※昨年の記事
【参考リンク】